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戦跡通し平和のまちづくり語る

5〜7日、館山で全国シンポ

(朝日新聞千葉版2015.9.3)‥⇒印刷用PDF


戦跡を通して平和のまちづくりを考える第19回戦争遺跡保存全国シンポジウム館山大会が5〜7日、館山市の県南総文化ホールを主会場に開かれる。敗戦直後に米軍が館山地区で敷いた軍政についての特別分科会などがあり、戦後70年に戦跡ファンや研究者が集う。

5日午後1時から韓国光州市立美術館の河正雄・名誉館長が記念講演。パネル討論「戦跡と文化財を活かしたまちづくり」では沖縄県南風原町、高知県香南市、館山市が取り組みを語り合う。

6日の特別分科会では、進駐した米兵と交流した館山市民や、日本軍の赤山地下壕(ごう)建設で退去させられた青山学院水泳部合宿所についての報告がある。

7日は米軍の上陸地点や、海上特攻艇「震洋」と特攻機「桜花」の基地跡などを巡るバスツアーがある(要予約、有料)。

共催するNPO法人安房文化遺産フォーラム(館山市)の愛沢伸雄代表は「赤山地下壕の公開など、市民によるまちづくりとして取り組んできた。戦跡が今どう結びついているのかを学んで欲しい」と語る。

5日午前10時からは、戦後60年の館山を舞台とする映画「赤い鯨(くじら)と白い蛇」が上映される(有料)。

参加費が必要。問い合わせは同フォーラム(0470・22・8271)へ。

15年9月3日 4,133

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

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