1997年1月〜1999年8月
≪保存運動の「第3段階」≫
★「地元・地権者への働きかけを強めるとともに、国指定史跡の可能性をさぐりながら、請願書の採択と市当局・市議会の関係改善を図っていく」
(1)地元・地権者の理解と協力が得られる保存運動を考える。いままでの運動を総括しながら、会員全体で地元や広く市民、そして市当局、市議会への働きかけや啓蒙活動をすすめる。
(2)保存・史跡化にむけての具体的プロセスを提起しながら、国指定史跡化の可能性を追求する。地元・地権者と意見交流を深め、広く市民の理解をもとめる。とくに市当局・市議会との話し合いの場をつくり、国指定化にむけての連携と協力体制をさぐる。
(3)市民ぐるみの文化財保護のあり方を考えるためにも、館山市文化財審議会や館山市文化財保護協会など、安房郡市の文化財保護関係団体や、関係者との交流を積極的に図る。
(4)従来通り、会全体で集い・講演会・フィールドワークなどに取り組み、一人ひとりの力を結集する。そのためにも、会が活性化するように企画・運営を工夫し、参加しやすいかたちを追求する。
(5)地域の史跡等の調査研究活動に積極的に取り組む。なお、ガイドブックや、「みつめる」冊子を作成する。
●1997年
2月16日 第2回「保存存する会」総会
12月18日 文教民生委員会での全委員一致による「請願書」採択
≪12月22日 館山市議会本会議で全会一致による「請願書」採択≫
●1998年
9月27日 第3回「保存する会」総会
12月13日 第4回「保存する会」臨時総会