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映画『日輪の遺産』、終戦の悲話、来年公開

館山・南条の里山でロケ

堺雅人・中村獅童らが迫真の演技

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来年の公開を目指して制作中の映画『日輪の遺産』(浅田次郎原作、佐々部清監督、角川映画配給)のロケが13日から16日までの4日間、館山市南条の里山周辺で行なわれ、主演の堺雅人や中村獅童、ユースケ・サンタマリアなど銀幕のスターが迫真の演技を繰り広げた。

同作品は昭和20年夏、終戦間近の東京周辺が舞台。帝国陸軍の真柴少佐(堺)が軍トップに呼び出され、山下奉文将軍が奪取した巨額のマッカーサー財宝を秘密裏に隠匿せよとの指令を受けるという、スリルと悲劇のストーリー。真柴は部下とともに、勤労動員少女を使って任務を遂行していく。

館山のロケ地は今回、財宝の隠し場所という設定で、撮影舞台が乗り込んだ。

記者が取材を許されたのは14日午後。山中にはこうこうと撮影用のライトが照らされ、当時の陸軍トラックが運び込まれるなど、大がかりなセットが組まれていた。

当日は晴天に恵まれたものの、前夜の雨で足もとが若干ぬかるんでいる。物語は真夏の設定であるため「朝からバーナーを使い、地面をくまなく乾かして撮影可能にした」(角川映画広報担当者)という。

現場では、砲弾が入っているようにカモフラージュした財宝入りの木箱を、中村獅童演ずる望月曹長がトラックの荷台から下ろすシーンを撮影中。女学生役の20人が作業を手伝い、木箱を防空壕に運ぶ。

『半落ち』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した佐々部監督は、穏やかな表情でシーンごとの動きを出演者らに説明。入念にリハーサル、カメラテストを繰り返していく。いよいよ収録。スタッフの「本番でーす!」の声が響くと、周囲の雰囲気が一瞬にして張りつめた。

今回のロケ実現にあたっては、館山市のNPO法人安房文化遺産フォーラムが尽力。現場で撮影に立ち合っていた角川映画の北尾知道専務は「地元の方々の協力に感謝している。クランクインして2か月近くになるが、いい絵が撮れている」と話していた。

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ロケ現場での報道用撮影は許可されず、併用写真はいずれも角川映画提供のものです。

(房日新聞2010.5.21付)


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ccf20100521_00001.jpg 【房日】100521映画『日輪の遺産』ロケ 336,086
10年5月21日 10,775

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