22日に館山コミュニティセンターで安房地域母親大会
(房日新聞2022.1.14付) ⇒詳細はコチラ。
第27回安房地域母親大会(同実行委員会主催)が22日午後1時半から、館山市コミュニティセンターを会場に開催される。今回は「女性の人権と戦争を考える」をテーマにシンポジウムが行われる。参加費無料で、資料代500円。定員75人で先着の予約制。
大会では、婦人保護長期入所施設「かにた婦人の村」・名誉村長の天羽道子さん、一般社団法人「希望のたね基金」代表理事の梁澄子さんを招き、第1部では2人のミニ講演、第2部では副実行委員長の池田恵美子さんをコーディネーターに対談を予定している。
館山市にあるかにた婦人の村は、キリスト教の深津文雄牧師が、知的障害や精神障害を持ち自活困難な女性たちの生活を支えるため、売春防止法に基づく婦人保護長期入所施設として1965年に開設。天羽さんは、深津牧師の後を継ぎ、長く施設長を務め、現在名誉村長。従軍慰安婦だった過去を告白した女性の生活を長く支え、第1回の母親大会の初代実行委員長も務めた。
梁さんが代表理事の希望のたね基金は、日韓の若者が慰安婦問題についてともに学び、意識ギャップを埋めて、「終わらせる」のでなく「記憶・継承」することで、二度と同じような被害者を生まないよう2017年に設立。平和な社会づくりを目指し、セミナーやスタディーツアーなどさまざまな事業に取り組んでいる。
申し込み、問い合わせは、実行委の関さん(090-5762-5956)か、池田さん(090-6479-3498)へ。