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◎松代の地下壕「工夫必要」 戦争遺跡の保存と継承大会

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近代の戦争遺跡の保存や継承を考える全国大会(戦争遺跡保存全国ネットワーク主催)が8月21日、2日間の日程で千葉県館山市で始まった。各地の地下壕や旧軍事施設の保存活動や調査の報告がされ、長野県内では、市民有志でつくる「松代大本営の保存をすすめる会」が取り組む長野市松代町の皆神山地下壕の内部調査について報告があった。

全国大会は、戦争と平和を学ぶ拠点として戦跡の保存に取り組む全国の市民団体や研究者、自治体職員が集まる大会で、8回目。21日は約350人が集まった。

松代大本営関係では、保存をすすめる会の依頼で2002年から皆神山地下壕の調査に当たっている全国ネットワーク代表の十菱駿武・山梨学院大教授(考古学)が報告した。地下壕の中で食料庫になる計画だった皆神山は、昭和四十年代の群発地震で崩落が進行中。内部の状況や構造を発表した十菱代表は「崩落の危険があり一般公開は難しいが、封鎖するのではなく今後の調査のため自治体と協力し保存を工夫するべきだ」と話した。

このほか、市町村による戦跡の公開や史跡指定の経緯が報告され、開発や宅地化、崩落などで保存が難しくなった事例も紹介された。

04年8月22日 6,753

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