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小谷家活用のまちづくり 館山の13団体
優良事例で「ちばコラボ大賞」
青木繁が「海の幸」を描いた館山市布良の小谷家住宅を生かした漁村のまちづくりの取り組みが、優れた協働事例を表彰する「ちばコラボ大賞」(千葉県知事賞)を受賞した。
NPO、団体、行政などが力を合わせ、さまざまな地域課題の解決に取り組んでいる事例を表彰しており、今年度は3事例が選ばれた。
表彰されたのは、市指定文化財の小谷家住宅の修復、公開を目指し、全国の画家とともに修復基金を募ったり、保存用のふるさと納税制度を整備したりし、同住宅をはじめ周辺環境の整備、コミュニティー再生にも貢献している関連団体の取り組み。
実施団体は「NPO法人安房文化遺産フォーラム」、「青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会」など13団体。
小谷家修復の道筋をつけるとともに、活用によって地域の魅力を再発掘し、地域内外の人々の絆を深めていることが評価された。