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ウガンダを身近に感じて

支援活動NPOが写真展

(房日新聞2018.10.4付)…⇒印刷用PDF

アフリカ・ウガンダを支援する「ウガンダコーヒー月間(10月)」の関連行事として、館山市の館山病院ギャラリーで、「ウガンダの人々と暮らしの写真展」が開催中だ。8月にウガンダを訪問したNPO法人安房文化遺産フォーラムメンバーらが撮影した、現地での支援活動の様子やコーヒー農園などの写真約60点が展示されている。7日まで。

安房地域のウガンダ支援活動は、旧安房南高から始まり、高校生、市民により24年にわたり続けられ、現地には「安房南」と名がついた洋裁学校もある。

活動の核となる安房文化遺産フォーラムでは、NGO「ウガンダ意識向上協会」(CUFI)を窓口にさまざまな支援活動を展開。この夏はメンバー3人が現地訪問し、支援活動の状況やコーヒー農園を視察。ウガンダのコーヒーをフェアトレードで流通させ、支援の輪を広げようとウガンダコーヒーを飲むキャンペーン「ウガンダコーヒー月間」を企画し、現在安房地域の22店舗が協賛して開催中だ。

写真展では、安房南洋裁学校、キタリア小学校などで貧しい子どもたちを支援するCUFIの活動状況、子どもたちとの交流などのほか、農薬に頼らない自然栽培で生産するコーヒー農園の様子などを紹介している。

NPOメンバーの河辺智美さんは「ウガンダの人々は素直で人のつながりが強く、現地での交流では学ぶことが多かった。安房地域からの支援がどのように生かされているかなど現地の様子を見て、身近に感じてもらいたい。コーヒー農園の写真もあるのでウガンダコーヒーにも関心を持ってもらえれば」と話した。

なお最終日の7日は、同病院駐車場でウガンダ支援バザー(午前10時〜午後2時)、同病院会議室でウガンダ視察訪問の報告会(午後3時〜4時半)もある。

18年10月4日 1,025

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

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