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vol.2in館山「かにた教会」
「夢を見る」〜ふたり語り版〜
【日時】2017年7月1日(土)14時・18時(全2回)
【会場】かにた婦人の村内教会堂
【料金】一般2,500円、学生1,500円
【劇作】石原燃
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はじめてヘルに会ったのは1971年暮れ。
ヘルは言った。
あたしは将校さん専門の慰安婦だったんだ。
2015年夏、まだオープン前のSPACE梟門に上演され、好評を得た、
占部房子のひとり芝居『夢を見る』の作中に登場する千葉・館山の
長期婦人保護施設「かにた婦人の村」。
その敷地内に立てられた小さな教会で、
ふたりの俳優が『夢を見る』を読み語ります。
歴史の暴虐に踏みにじられ、それでも生き、
自分と、自分の「場所」を取り戻し、守ろうとする女。
『夢を見る』は、そんな、生きることしかできない女と、
彼女を取り巻くどうしようもない世界、
そして、そこに居る「私たち」の物語です。