!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

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今春開催された「春の旅ウォークフェア」は全国約1,500店で展開され、14,000通近くのご応募をいただきました。このフェアの旅ウォーク賞として設定されたのは近年注目を浴びている、健康のためだけに歩くのではなく地域の自然や文化とも触れ合う「エコウォーク」です。この「エコウォーク」に全国7ヶ所開催合計280名様をご招待いたしました。そして、6月27日に第一回目となる「平砂浦エコウォーク」(千葉県館山市)に21名のお客様をご招待しての開催となりました。

全コース4.5kmを約2時間半で回るコースは、人気ドラマのロケ地で有名となった遠く伊豆諸島を望む阿由戸の浜、洋画家青木繁が逗留した当時の面影が残る民家小谷邸。そして漁師街の雰囲気が色濃く漂う路地を抜けて、再び海岸沿いを行くという行程でした。一行のガイド役は地元のNPO「南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム」の方々のご協力をいただき、最後まで丁寧なご案内をいただきました。

参加者の方は「いくらウォーキングでも歩きづめではつまらないですよね。今日はちょうど良く見所が所々にあったのでとても楽しめました。地元ならではの暖かいガイドも良かったです」と楽しんでいただいた様子。また、パワークッションウォーキングシューズで歩かれた方は「長年愛用していますが、新しいシューズは歩きやすさはそのままですごく軽くなっていますね。」との声もいただきました。

帰りの車中では、ヨネックスウォーキングシューズなどの豪華賞品が当たる抽選会も行われ、盛況のうちに第1回目のエコウォークは終了しました。溢れる自然の中を抜け、人々の生活の息吹を感じられる路地を歩き、地域の文化や自然と触れ合う「エコウォーク」。パワークッションウォーキングシューズをお供に皆様もいかがでしょうか?


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08年6月27日 3,163

館山ゆかりの画家・青木繁「海の幸」記念館

小谷家住宅公開

(ぐるっと千葉2016.6)‥

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16年6月1日 18,316

知恵袋講座52回目


語り手=舟津悠紀さん
テーマ=深津文雄牧師の理念と実践

参加費=200円(茶菓子・資料代)


専修大学の卒業論文として、長期婦人保護施設「かにた婦人の村」の創設者・深津文雄牧師をテーマに研究しました。

12年5月20日 7,422

(房日新聞2010.3.4付)

守ろう地域医療Ⅱ

看護③〜看護学校閉校=危機感もつ市民グループに動き

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「もしこの学校がなかったら、私が看護師になるチャンスはありませんでした」--。安房看護専門学校をきょう4日に卒業する菅原美恵さん(36)=南房総市在住=は、感慨深げに語った。

離婚し、旧安房医師会病院に職を得て、子どもを育てながらヘルパーとして働いた。30歳の時に転機が訪れる。「看護師にならないか」と、職場の看護師長が声をかけてくれた。

「手に職をつけたい。やってみよう」。館山准看護学校の門を叩いた。2年で准看護師の資格を取得し、看護師にキャリアアップできる安房看護専門学校に進んだ。

両校とも授業は午後から夕方まで。働いて、給料をもらいながら学ぶことができた。夜勤をこなし、少しの仮眠の後に通学するのはつらかったが頑張り抜いた。医師会病院が安房地域医療センターに変わっても、奨学金が引き続き支給された。「学費の心配をしなくてすんだのが、なによりありがたかった」。

館山病院に勤務しながら学ぶ川名教文さん(25)も、この制度に助けられた一人だ。「家は富浦(南房総市)なんですが、母子家庭で弟も2人いる。地元を離れることはできないし、学費を親に頼らないで資格を取りたかった。医療現場で働きながら学んだおかげで、学校だけで学ぶ人よりも実務が身に付いたと思っています」。

菅原さん、川名さんら37期生の9人の卒業と同時に、安房看護専門学校は39年の歴史を閉じる。これまで送り出した看護師は約550人。鴨川市の亀田医療技術専門学校は全日制なので、これで安房地域で働きながら看護師を目指す道はなくなる。

看護師不足が指摘される中、地域で相次ぐ看護学校閉校に危機感を募らせる市民もいる。

「安房の地域医療を考える市民の会」(愛沢伸雄代表)は今月6日、館山市の南総文化ホールで、全国で初めて乳児・高齢者の医療費を無料化した岩手県沢内村の村長の半生を描いた映画「いのちの山河」の上映会を開催。4月に地域医療問題をテーマとしたシンポジウムを行い、8月には市民の声をまとめた「医療ビジョン」を発表したいとしている。

愛沢代表は「亀田の看護大学ができたとしても、地域の看護師不足は解消されない。行政を巻き込んだ取り組みを目指す」と指摘。これまでの市民運動で得た人脈・経験をフルに使って、水面下で新たな看護学校設立の「青写真づくり」を模索している。

政権交代で「民主党が今後、看護師不足対策に本腰を入れる」と期待する機運もある一方、「安房には小児科、産科の病院が少なく、研修施設が確保できない。学校誘致は非現実的」との医療関係者の声もある。

安房医師会で看護専門学校担当の杉本雅樹理事(ファミール産院院長)は「住民が地域医療に関心を持ってくれるのはいいこと。市民グループの声をつぶすような地域ではいけない。どんどんやってほしい」。だが看護学校問題については「病棟のある一般病院と、開業医では意見が異なる。医師会が新たな学校を立ち上げる計画はない」と話した。

金丸謙一・館山市長は2日の議会で、市が「旧安房南高跡地に県立の看護学校設置を」と県に要望していることを唐突に表明。議員や医療関係者、市民グループらを驚かせた。だが、金丸市長がこの問題で今後リーダーシップを発揮していくのかどうかは、現段階では不明だ。

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映画「いのちの山河」上映会の詳細はこちら

10年3月4日 5,431

●里見氏の貴重な史料発見

「終焉の地」倉吉で学術調査

〜10代忠義の文書原本も

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戦国時代に館山を拠点に房総を支配した大名・里見氏の研究を行っている県内の大学教授らがこの程、鳥取県倉吉市などを訪れ、聞き取りや古文書確認などの現地調査を行った。今後成果を学術的な形で正式に発表したいという。

調査を行った「里見氏研究会」は、『房総里見一族』などの著書のある千葉経済大学の川名登名誉教授を代表に、佐藤博信千葉大学教授、千葉県史中世史部会専門員の滝川恒昭さん、法政大学非常勤講師の和気俊行さん、NPO法人理事長の愛沢伸雄さん。

倉吉は後期里見氏10代の忠義が、徳川幕府から改易され没した「里見氏終焉の地」。里見氏を縁として「南総里見まつり」などで市民同士の交流を深めている。

里見忠義に関する史料、史跡などの総合的研究が目的で、これまでにも会員の個別の調査は行っていたが、記録に残す形での本格的な調査は初めて。

忠義の墓のある倉吉市の大岳院、忠義が奉納した棟札のある北条八幡宮、里見屋敷跡などで遺品や文書などの調査、忠義の没した同市関金町で聞き取り調査などを行った。

このうち、大岳院では忠義から出された文書のなかで、今まで「写し」でしか知られていなかった文書の「原本」が発見され、滝川さんは「これは大変大きい成果といえる」という。

移封当初の里見忠義が、どういう立場であったかの再検討をせまる史料も見つかったという。

また調査活動期間中には、同市で特別講演「里見忠義終焉の地を訪ねて」も行われ、川名名誉教授が史実としての里見氏と「八犬伝」との違いなどを語った。

愛沢さんは「今回の学術調査を機に、館山市と倉吉市の歴史、文化を活かした市民交流をさらに深めていきたい」と話している。


WEB記事は、こちら

07年12月25日 9,196

日本民俗建築学会・公開シンポジウム

『房総半島から 太平洋岸に ひろがる分棟型民家の 分布を考える』

※詳細はこちら‥⇒印刷用PDF


1.日時:2015年10月17日(土) 10時15分〜16時

2.会場:千葉県立房総のむら 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028 ☎0476-95-3333

3.テーマ:「房総半島から太平洋岸に広がる分棟型民家の分布を考える-カマドを分離した日本の民家-」

4.見学解説会

・房総のむらの分棟型再現民家「安房の農家」

・分棟型の遺構を残す重要文化財「旧御子神家住宅」等

5.シンポジウム〜旧学習院初等科正堂にて

・基調講演 「安房の分棟型民家」日塔和彦(元東京藝術大学客員教授・館山市文化財審議委員)

・報告①「九州の分棟型(別棟)民家と沖縄・南西諸島の民家」原田聰明(熊本大学非常勤講師)

・報告②「東海地区の分棟型釜屋建民家」中村利夫(静岡県文化財建造物監理士)

・パネルディスカッション

15年10月4日 6,434

アドベント:オルガンコンサートbyロドルフォ・ベラッティ

‥⇒印刷用PDF

村人がブロックを積み上げて建てた会堂に置かれたオルガンは、オルガン建造家の辻宏氏が、イタリア・ピストイアのジェンティーリ作(1762年)のオルガンを複製したものです。アドベントのひととき、イタリアオルガンのミーントーンの音色をご一緒に聴きませんか。辻夫妻の弟子のオルガニストをイタリアからお招きしています。

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17年11月23日 956

地元の高校生が初めて遠足で戦跡見学を実施されました。

参加は生徒266名、教員17名、NPOガイドスタッフ44名。

コースは、北条海岸〜赤山地下壕〜掩体壕〜八犬伝博物館〜北下台〜安房博物館。

マラソン大会の翌日とあって、生徒諸君には強行軍だったようですが、

感想を見ると、なかなか、嬉しく頼もしい意見がありました。


・ 館山の歴史を身近に感じられた。

・ 知らない館山を知ることができた。

・ 市内に住んでいるけど、知らないことが沢山あった。

・ ガイドさんの説明があったのでよかった。

・ もっと戦争遺跡について知りたいと思った。

・ 地下壕がすごいと思った。

・ 城山の梅が見頃だった。

・ 館山や里見氏の歴史について学べてよかった。

・ 八犬伝について興味をもった。

・ ガイドの方の丁寧な説明で、館山の歴史について学べてよかった。

・ 他の地域の人たちにも、戦争遺跡や館山の歴史について、もっと知ってもらうべきだと思った。

・ 他の戦争遺跡も見学したいと思った。

・ 安房博物館は久しぶりに行けてよかった。

・ 多くのガイドさんの協力で成り立っていると思った。

・ 戦争遺跡が日常生活に溶け込んでいた。

・ 館山を知るこのような機会があったら参加したい。

・ クラスの人たちと一緒に行けて雰囲気がよくなった。

・ 小学校・中学校で行ったことがあった。

・ もう少し自由時間がほしかった。

・ あわただしかった。

・ 安房博物館での見学時間が短い。

・ 八犬伝博物館でもっとゆっくりと説明を聞きたかった。

・ マラソン大会の後できつかった。

・ コースで危ないところがあった。

・ 城山の登りがきつかった。

08年2月20日 2,521

ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語るつどい

【福原有信・没後90年記念事業】

印刷用PDF


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14年1月20日 9,148

戦争遺跡保存全国シンポジウム①

「戦後70年」大会へのお誘い

愛沢伸雄=NPO法人安房文化遺産フォーラム代表=

(房日新聞寄稿2015.9.1付)⇒印刷用PDF(連載5本)

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15年9月1日 3,231

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

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