地元の高校生が初めて遠足で戦跡見学を実施されました。
参加は生徒266名、教員17名、NPOガイドスタッフ44名。
コースは、北条海岸〜赤山地下壕〜掩体壕〜八犬伝博物館〜北下台〜安房博物館。
マラソン大会の翌日とあって、生徒諸君には強行軍だったようですが、
感想を見ると、なかなか、嬉しく頼もしい意見がありました。
・ 館山の歴史を身近に感じられた。
・ 知らない館山を知ることができた。
・ 市内に住んでいるけど、知らないことが沢山あった。
・ ガイドさんの説明があったのでよかった。
・ もっと戦争遺跡について知りたいと思った。
・ 地下壕がすごいと思った。
・ 城山の梅が見頃だった。
・ 館山や里見氏の歴史について学べてよかった。
・ 八犬伝について興味をもった。
・ ガイドの方の丁寧な説明で、館山の歴史について学べてよかった。
・ 他の地域の人たちにも、戦争遺跡や館山の歴史について、もっと知ってもらうべきだと思った。
・ 他の戦争遺跡も見学したいと思った。
・ 安房博物館は久しぶりに行けてよかった。
・ 多くのガイドさんの協力で成り立っていると思った。
・ 戦争遺跡が日常生活に溶け込んでいた。
・ 館山を知るこのような機会があったら参加したい。
・ クラスの人たちと一緒に行けて雰囲気がよくなった。
・ 小学校・中学校で行ったことがあった。
・ もう少し自由時間がほしかった。
・ あわただしかった。
・ 安房博物館での見学時間が短い。
・ 八犬伝博物館でもっとゆっくりと説明を聞きたかった。
・ マラソン大会の後できつかった。
・ コースで危ないところがあった。
・ 城山の登りがきつかった。






昨日お世話になりました。
特に赤山では丁寧なガイドにすっかり印象が変わり、
今まで何度となく訪れていた館山市が別の地域のように感じられました。
戦時下の誰もが極端に人権を奪われていた極限の時代に、
以前から少なからず興味がありました。
そして次にくるだろう本土決戦に備えて松代より着手が早かった防空壕が、
千葉県にあったと言うこともそれが封印されていたということが驚きでした。
もっと知りたい、知っているべき封印された事実を知りたいと思いました。
今日は市の男女共同参画推進員の会議があり、
以前「かにた婦人の村」については話してくれた友人と、
機会がありましたらゆっくりと館山市を訪れてみたいと話しました。
取り敢えず、お礼方々次の出会いを楽しみにしておりますことを、
お伝えしたかったです。ありがとうございました。



私は5年ほど前から、房州から米国に渡ったアワビ漁師の調査、研究を行っています。先日、松戸市立第二小学校で社会科の授業を受け持ちました。きっかけは、4年生担当の篠原雅子教諭が、南房総市の千倉町出身という関係で実現しました。
4年生の社会科授業にあわせて、南房総から米国に渡ったアワビ漁師、食文化や日米の国旗が交わる万祝、戦争中の花栽培禁止令と花づくりの授業でした。校長、教頭、教務主任の参観を経て5クラスで行いました。新しい授業の取り組みであり、機会があれば学年別バージョンで検討してみたいといわれました。
折しも2日から安房博物館で、「アワビ・食・美」企画展が開催されます。太平洋を渡ったアワビ漁師の足跡、小谷源之助・仲次郎と仲間たちの功績が、県北の学校教材で花開きました。これをきっかけに地元の学校で、偉大な先駆者たちの努力と成功の授業ができれば、と考えています。
...南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム副理事長*鈴木政和


【日時】2008年1月26日(土)
第一部10:30 第二部14:00
【会場】千葉県南総文化ホール
【料金】大人 1,000円(当日券1,200円)
高校生 500円
小中学生 無料
【前売プレイガイド】
南総文化ホール:0470-22-1811
松田屋楽器店館山店:0470-22-5661
松田屋楽器店鴨川店:04-7093-3551
ブックス松田屋:0470-23-1661
宮沢書店本店:0470-23-7771
宮沢書店館山店 0470-24-0020
宮沢書店TSUTAYA店 0470-23-1818
カミヤマサウンドステーション 0470-22-0795
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【日時】2007年1月22日(火)13:30〜15:30
【会場】小高記念館
【講師】鈴木政和さん(NPO会員)
【テーマ】わたしのライフワーク〜渡米アワビ漁師の地域調査



●里見氏の貴重な史料発見
「終焉の地」倉吉で学術調査
〜10代忠義の文書原本も
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戦国時代に館山を拠点に房総を支配した大名・里見氏の研究を行っている県内の大学教授らがこの程、鳥取県倉吉市などを訪れ、聞き取りや古文書確認などの現地調査を行った。今後成果を学術的な形で正式に発表したいという。
調査を行った「里見氏研究会」は、『房総里見一族』などの著書のある千葉経済大学の川名登名誉教授を代表に、佐藤博信千葉大学教授、千葉県史中世史部会専門員の滝川恒昭さん、法政大学非常勤講師の和気俊行さん、NPO法人理事長の愛沢伸雄さん。
倉吉は後期里見氏10代の忠義が、徳川幕府から改易され没した「里見氏終焉の地」。里見氏を縁として「南総里見まつり」などで市民同士の交流を深めている。
里見忠義に関する史料、史跡などの総合的研究が目的で、これまでにも会員の個別の調査は行っていたが、記録に残す形での本格的な調査は初めて。
忠義の墓のある倉吉市の大岳院、忠義が奉納した棟札のある北条八幡宮、里見屋敷跡などで遺品や文書などの調査、忠義の没した同市関金町で聞き取り調査などを行った。
このうち、大岳院では忠義から出された文書のなかで、今まで「写し」でしか知られていなかった文書の「原本」が発見され、滝川さんは「これは大変大きい成果といえる」という。
移封当初の里見忠義が、どういう立場であったかの再検討をせまる史料も見つかったという。
また調査活動期間中には、同市で特別講演「里見忠義終焉の地を訪ねて」も行われ、川名名誉教授が史実としての里見氏と「八犬伝」との違いなどを語った。
愛沢さんは「今回の学術調査を機に、館山市と倉吉市の歴史、文化を活かした市民交流をさらに深めていきたい」と話している。
WEB記事は、こちら。

