!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

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2日間大変お世話になりました。


「現地で活躍されているスタッフの方に元気をいただいた」

「現地の方のガイド付きがよかった。関心や理解が深まる」

「千葉県のことで知らないことがたくさんあることが改めて分かった」

「館山文化 すばらしい」

「内容が濃かった」

などの感想がありました。


少ない人数になったことは少し残念でしたが、

企画をした私としては、

参加者から「よかった」「勉強になった」などと言われ、

達成感を持つことができました。

皆様のおかげです。


準備の時から丁寧な対応をしていただきありがとうございました。

おかげさまで ”充実感”を持って次の企画へ意欲的に取り組むことができます。

心から感謝を申し上げます。 謝謝

16年5月27日 18,320

先日のモニターツアーでは大変お世話になりました。

貴重な場所をご案内いただき、感謝するとともに、何を残しどう伝えていくか、

また今我々はどう生きていくことが求められるのであろうか考えさせられたツアーでした。


85歳になる親戚(現存、祖母同士が姉妹関係で、その息子のため、父同士が親戚)が

この館山で訓練を受けておりました。

海軍航空隊の第一飛行隊所属時に陸戦講習に参加の命があり、参加したようです。

訓練後の20年4月には海軍本省軍令部2部3課に配属されていました。

本人健在なので、当時の様子は聞いてみようと思います。


といったことで少し身近な場所でした。

池田さんをはじめ、皆様の活動は心から応援しております。

また館山に訪問する際にはご連絡いたします。

07年10月15日 2,327

今回の企画を担当するにあたり、新聞記事で目にした、従軍慰安婦問題と関連のある千葉県「かにた村」を思い出し、早速問い合わせてみました。館山市にあるNPO法人安房文化遺産フォーラムを紹介してもらい連絡をとったところ、東京湾の対岸にある館山市は見るもの、聞くものが数多くあり是非訪れてみたくなりました。…元支部長の難波マサエさんの合流もあり19名で楽しい学習の旅になりました。

(監事:荻野谷博子)

⇒⇒感想の詳細は、最下段の添付ファイルでPDFを参照ください。

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11年1月22日 11,307

昨日はすばらしい講演本当にありがとうございました。初めて聞く者にとっては多くの発見と驚きがあり、また私たちのように2度聞く者にとっても改めて多くを感じさせてくれる講演でした。生徒のみならず、多くの教員からも「今日の講演はよかったですね。」と感想をいただきました。生徒の感想文は、できるだけ多くの生徒の文を集め、お送りします。ざっと目を通して見ると、多くの生徒がやはり、驚きと発見と共に平和に対する新たな視点が持てた、と感想を持っています。また、愛沢先生、池田さん、お二人の生き方に共感を持ったり、尊敬したり、NPO活動に興味を持ったり、とこれからを生きる若者たちに多くの示唆を与えてくれる講演だったなと感謝しております。

私は特に平和活動をしているわけではありませんが、英語の授業を通して生徒と一緒に平和について考えていきたい、とは常に思っています。教材もできるだけそういった内容を選ぶようにしています。木更津高校に限らず、どこの学校の生徒でも、生徒は平和に対してとても鋭い感受性を持っていると思います。授業中にそのような文にぶつかると生徒の心が揺れるのを感じます。残念ながら英語ではその内容をさらに深めて調べたり、討論したりとまでは行かないのですが、、、でも、そういう気持ちは生徒の中に知識としてではなく、体験として残るのではないか、とかすかな望みを持っています。とにかく若くてやわらかいときに感じたことって残りますよね。

愛沢先生が地域に職を産み出そうとまで考えていることにとても強い信念を感じますし、池田さんもそのような方と一緒に活動できて心強いだろうなと思います。本当に今の世の中たがが外れてしまっているようですが、少しでもそれを矯正しようと頑張っている大人がいるんだよ、と言うことを子供たちに見せることもすごく大事だと思います。学校現場にいると、いろいろな思惑が交錯していて本当に難しい、と感じることが多々あります。でも、少しずつでも志を同じくする人たちがその思いを回りに伝え合っていくことが大事ですよね。これからもよろしくお願いします。私のクラスは秋の校外学習の館山行きがダメになりましたが、今回の講演を聴いてそれを残念がる生徒が何人もいたので有志でツアーでも組めたらいいかな、と考えています。

では、ますますのご活躍をお祈りいたします。

05年12月14日 2,947

*戦争は最低の茶番劇。人の痛みを知る。戦闘をしない≒非軍備=九条

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*お疲れ様でした。とてもよかったです。とにかく活動あるのみ。どんどんやりましょう。協力します。

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*話に聞き、紙上ではわかっていたが、見学して見て、鳥肌が立った。良い勉強になった。これをみんなに知らせなければならない。国破れて山河あり。山河を戦場にしてはならない。自然のままに。館山のみなさん、四街道9条のみなさん、ありがとう。9条を守らねば。

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*目で見て、聞いて体感することの大切さを再び実感しました。これから戦跡めぐりを沢山の方に知ってほしいと思います。

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*大変良い企画で一日有意義でした。以前、訪れた時より整備されてNPOの着実な努力が実っていると思いました。愛沢先生のお話に感激しました。四街道の戦跡についてもっと知る機会がもてると良いと痛感。リクエストとして靖国の「遊就館」の実体を知るツアーを企画して頂けると・・と思いました。

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*戦跡を見て、60年以上経過しても生々しく残っていることに驚きました。これを風化させてはいけないと強く思いました。体験者から話を聞いて子どもや孫にキチンと伝えていくことが私たちの責務だと思いました。

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*9条を守るというだけでなく、9条を現状の政治状況のなかでどう生かしていくかという志向をもって考えていくことが出来ないかと思う。護憲は勿論大切なことだけれど、それだけでは展望がもてないように感じる——というのも護憲〜でここまで来てしまったという思いが残るからです。9条をもちながら——自衛隊があり、テロ特措法があり、〇〇〇特措法があり、そういう中で9条だけ守っているのでいいのかという思いです。すべては政治状勢ですが、それをかえるのにも9条を生かす方向性について、これから教えてもらえるといいなと思います。

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*話に聞くより、現場を見るのが一番、勉強になりました。館山の皆さん、ありがとうございました。感謝。

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*とても実りのある一日でした。愛沢先生の話の中で、ニセの陣地をわざと作り、そこに住民だけ入れて標的にし、自分たち(軍)を守るとの話が印象に残った。かにた村のことは前から一度行ってみたいと思っていましたが“石の叫び”にはガーンと頭をなぐられた思いがしました。同じ女性として許せないと思いました。歴史を学ぶことの大切さを再認識しました。

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*地道にコツコツと啓発する方にお会いできて充実した1日でした。見る機会を得てよかったと思いました。四街道の9条の会もやるもんだ!!と心強く思いました。

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*1930年生まれの私は小学校入学の当時から戦時色濃い世相でした。終戦の日を15才の時に迎えてからもう既に60年を経ているのですが、平和のありがたさを感じる一方で何か将来への不安を感じています。具体的には表現することも難しいのですが・・

30年以上も住んだこの千葉で生々しい戦争の傷跡を今日は見ることが出来、深い思いをいたしております。戦争はおろかと言うしか無いと思います。又、平和を保つためには平凡な人たちが手をつなぎ、努力をすることが今、必要なのだと思いました。

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*愚かな戦争のオソマツな記念物を見たというのが実感です。制海権、制空権を失ってやられ放題の中であの壕がどれ程の意味があるのか。それを考えられずに戦ったことの馬鹿らしさがよくわかりました。(軍だけ引きこもって何を守ろうとしたのか)。幹事さん、有り難うございました。

06年2月11日 2,477

◆とても充実した旅行でした。 **安藤 弘様◆

役員、係りの方々、安房文化遺産フォーラムの方々ありがとうございました。

(1)池田恵美子氏のレクチャーは玉手箱から万華鏡がとび出したようでした。地域の歴史と文化が織りなす輝きと縦横無尽なハイテンポのトークの快さに魅了されました。

(2)歴史を背負った船大工豊崎栄吉氏、小谷家当主小谷栄氏にお会いでき、お話ができて良かったです。

(3)この地の未来を担う富崎小学校児童全員と全職員に迎えられ、安房節の演奏を聴いて感動しました。

(4)館山海軍砲術学校跡のフィールドワークに参加でき、「本土決戦」でのこの地の役割について知りました。

(5)愛沢伸雄氏はじめ「安房文化遺産フォーラム」のスタッフの方々の地道な活動の積み上げが、地元の多彩な人たち、団体とのネットワークを作り出し、活動の広がりと深まりを生み出していることを実感しました。

(6)春たけなわの南房の息吹に触れる時間的ゆとりが余りなかったのが、少し残念です。


◆安房館山再発見の旅**今村 隆文様◆

千退教交流旅行(館山、多古、佐倉に続いて「県内から学ぶ」として始めて4回目。)が3月18、19日、館山で行われた。参加者は19名。

安房文化遺産フォーラム(前南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム)とのお付き合いは古い。2004年1月フォーラム設立。2月16、17日全退教関東ブロック代表者会議を館山で開催。戦跡を案内してもらう。2005年1月27、28日全退教関東ブロック学習交流集会を館山で開催。参加者は2百名余。戦跡、かにた婦人の村、花の谷クリニックなどを案内していただいた。

今回の旅行で、フォーラムとの関係は、より深まったのではないかと思う。

フォーラムから愛沢さん、池田さん、豊崎栄吉さん(『鬼が瀬物』語主人公船大工「満吉」さんの孫で船大工だった)ガイドの小沢さん鈴木さんなど6名。富崎小では学年末の忙しい中、児童卒業生、校長はじめ教職員あわせて30名ほどの方々が全校上げて、安房節を披露してくれた。相浜神社では氏子総代はじめ7〜8名、相浜漁協、保存する会から10名ほどの方々。20名にならない見学者に、60名以上の方々が、いろいろとおもてなしをしてくださった。本当に、お礼の申し上げようがない。11月12月のナマダ(ウツボ)の開き干しの最盛期に友人知人とともに訪れ、買い求め、賞味すること。自分たちの街の宝物を後世に引き継ごうと努力する富崎地区の方々のことを友人知人に話すことで、今回の大歓待に応えようとも思った。日本中にそんな、それぞれの街づくりが広がれば、限界集落、過疎などということがなくなるのではないかと思うのだ。


◆千退教・館山交流旅行に参加して**上田 敦子様◆

館山の文化遺産を訪ねるのは、2002年‘日韓歴史交流会in館山’のフィールドワークが初めてでした。それ以降も2〜3回訪れていますが、何度来ても新しい発見があります。

‘02年のときは、韓国の先生方(小、中、高)や高校生も来て、愛沢さんの案内で戦争遺跡を中心に従軍慰安婦の碑や四面石塔など日韓交流に関わる遺跡を訪れました。従軍慰安婦の碑を前にしたときの韓国の先生方の涙は、忘れることができません。それ以降、日本の遭難した漁船の乗組員を助けたという韓国・浦項を訪問したり、と次々交流の輪が広がっていることに驚いています。たまたまこの3月済州島を旅行した折、「ここでの海女漁の技術は日本の・・、館山、・・」と聞こえてきて、やっぱりそうなんだと確認できました。

現在の日本の地域文化は、その地で生まれ育った特性と長い歴史の中で他国からの伝播や他国との交流を通して育まれてきたものとを併せ持つことが多いのだと改めて思いました。戦乱の世をくぐりぬけて、人々の草の根の国際交流はずっと昔から綿々と続けられ、民衆はかくもたくましくしたたかに生き抜いてきたのだとも思いました。そして、これを断ち切ってしまうのが戦争であり、それをまた地道に根気強く回復させてきたのは民衆なのだと思いました。その意味で、歴史を発掘し地域のみんなの財産にしようと日々奮闘していらっしゃるフォーラムの皆さんは、‘平和の発信者だ’と思いました。これからも、館山から世界に向けて‘平和’を発信し続けてください。ありがとうございました。


◆「平和をつくっていく道すじ」の確認 大道 千秋様◆

2005年のときは都合により参加できませんでしたが、今回参加できてほんとうによかったと思います。

1.「平和教育より平和文化」と愛沢さんが話しましたが、コスタリカもほぼ同様の考え方で平和のことを取り組んでいるということです。それが“軍隊をすてたコスタリカ”の実現につながっているそうで、館山市内の戦跡をこのような視点でとらえていることにおどろき、共感を覚えました。

2.退職教員の全国大会も千葉でひきうけたらどうでしょう。世話人(役員)は大変なご苦労があると思いますが、この取り組みを多くの方に訴え、会員の拡大にもつながっていくと思います。

千葉の地から(観光ではなく)地味な地域の活動から学びながら、「平和をつくっていく道すじ」をみんなで確認できたらと思います。

係りの方々、ご苦労様でした。


◆今は静かな布良の海に重なる鬼が瀬物語の世界**鎌田 明子様◆

3月19日、館山を舞台にした明治時代の歴史小説、岡崎ひでたか著の『鬼が瀬物語』第4部をバックにいれ、列車に乗るや否や読み続けて館山に向かう。

歴史の事実をかなり調べて書いたと思われるストーリーの展開と、臨場感溢れる場面場面の表現に第1部からすっかり引き込まれ、第3部まで私の気持ちはこの物語の大波小波に翻弄されてきたが、最終の第4部まで読みきるには、残念!時間が足りなかった。各駅停車を選んだが、半分までで、館山に到着してしまった。

しかし、それでも会場で主人公満吉のモデルと言われる豊崎家の、満吉から数えて3代目に当たる豊崎栄吉さんにお会いしてお話しを伺った時、ただ単に館山の84歳の方を紹介されたのとは全く違う、熱い想いが湧くのを感じた。この想いは、あくる日地元フォーラムの方が案内・説明してくださった布良の海を見ても、「鮪延縄船 安房節発祥の地」の記念碑を見ても、フォーラムの方が前日に急遽実現の運びにもっていってくださったという富崎小学校の生徒職員による「安房節」演奏に於いても、同じであった。それらの傍らに当時の人々が力強く動き回っている声や姿が、感じられるような気がした。

愛沢さんはじめフォーラムの方々のご尽力ぶりはすばらしいものがあった。先に書いた富崎小の安房節演奏はもとより、特別に船の神輿を見せてくださったり、とびきり美味しい手作りところてんのご馳走にもあずかれた。愛沢さんたちフォーラムの方の姿勢は、地元の方がなるべく中心になって進めていく方向で取り組んでいた。

肩を寄せ合うように軒を並べている漁村の家々を繋ぐ坂道の途中で、明治時代「白壁の家」を描いた中村つねが描いた地点はここではないかというお話を聞いている最中に、話に入り込んできた道沿いの家のおばあちゃんと直ぐ話がはずんでしまった。今回はこの館山の歴史をしっかり受け止め繋いでいこうとしている子ども達とも出会え、愛沢さんたち地元の方の活動が、地味だが、着々と一歩一歩進んでいることを感じることができた。

帰宅して、『鬼が瀬物語』第4部の後半を一挙に読んだ。漁師達の命を救うために自分も命をかけて、船造りを研究し、独自のすばらしい漁船吉祥丸を作り、館山の大繁榮に貢献した満吉であったが、明治の後半、仲買人が入り込んできて、船を競争させ、必要以上の魚を獲らせることで、金儲けをするようになった。だんだん漁量も減り、漁船も変わっていかざるを得なくなった。満吉はこんな中で生涯を閉じる。傍らで、ずっと彼を支えてきた妻や、次の世代の若者達は確認しあう。「満吉の心が我々の中に生きていれば、満吉は生きているのだ」と。

今は静かな布良の海と、『鬼が瀬物語』の世界と、そして金儲けが優先する今の社会が重なりあって迫ってくる交流旅行だった。出会った多くの方々に感謝したい。


◆館山交流旅行に参加して**三登 美保子様◆

参加するに当たって『鬼が瀬物語』(岡崎ひでたか著)を読んでおくと良いよとの知らせがあったので図書館で借りて読みました。感動する本で引き込まれて家事もそこそこに1日で読んでしまいました。今回は、物語(江戸時代)の主人公船大工のモデルとなった子孫の人の話も聞けるというので楽しみにして出かけました。

1日目の講演では愛沢さんと池田さんの「安房文化遺産フォーラム」のNPOを立ち上げたということで熱弁を振るわれました。戦争遺跡(赤山地下壕、館山海軍航空隊では艦上攻撃のパイロット訓練、花作り禁止、米占領館山上陸4日間の直接軍政が敷かれた、など)安房の海に魅せられた画家や文人墨客たち(青木繁、中村つね、など)の話を掘り起こし、ガイドブックを作ったりガイドをしたりしていることを熱っぽく話してくれました。熱意がひしひしと伝わってきました。船大工の子孫の人の話は鬼が瀬の危険な海でいかに漁をしやすく安全な舟に仕上げるかを工夫した祖先たち、今も引き継いで作り続けているという、知られざる地道な話に胸を打たれました。

2日目、富崎小学校を尋ね、子どもたち17人による安房節を鑑賞しました。子どもたちの熱心な演奏に泪がこぼれるほど感動しました。この学校は廃校になるかも、という話が持ち上がっているそうです。何とか残したいものだと思いました。

青木繁の『海の幸』誕生の地、布良海岸を地元ボランティアの案内で見学しました。ボランティアの人たちによる寒天のご馳走の振る舞いにも感動しました。地元の人たちが遺跡を残していきたい、伝えたいという想いが温かく迎えてくれたのでしょう。

愛沢さんは今回のようにスタディツアーをする事が夢でしたと語っていました。私たちはツアーガイドに恵まれとても良い体験をしました。


◆千退教交流旅行**土橋 くに子様◆

天候に恵まれた今回の旅は、布良を中心にあたたかい人情を十分に感じさせてくれた交流旅行でした。

(1)富崎小学校は、全校児童が20名足らずの学校です。学校では6年間に①あじの開きづくり②青木繁の調べ学習③安房節が歌える、の目標をもって実践しているとのこと。今回私たちの為に「安房節」の特別演奏をしてくれた。直立不動で大きな声で、自信をもって歌ってくれた子ども達に涙がとまらず、大拍手でした。3つの目標がさすが“「布良」地区ならではのもの”。

(2)布良の神社(名前?)では、3月28日が「波除不動の命日」とかで祭礼であるので神輿を出すのですが、今回私達の為にわざわざ神輿を組み立てて見せてくれました。なんと、船の型をした神輿で、12人位の踊り手が神輿の屋根にのり踊るとの事。青年団がいないので、町の中への引き廻しは出来ないとの事です。長〜い船の組み立てはとても大変な作業なのです。

(3)青木繁の記念碑の場所で、思いもかけぬ「トコロ天」のサービスを受けました。数日かけて作ってくれた本場のトコロ天はたまらなくおいしく2杯もおかわりをしてしまった。

※ガイドさん達は、みな高齢者であったが、自分の足で現地を調べたとの事。女性のガイドさんは、今日が初仕事だったとの事。堂々としたガイドぶり、みなさん自信と誇りをもって仕事をしていました。

今回の旅行は行く先々で心のこもったおもてなしを受け、地元のあたたかい人情に感謝々々です。愛沢さんを中心にほんとうにありがとうございました。


◆すてきな学習旅行ありがとうございました。**花沢 武志様◆

まず天候に恵まれたことが素晴らしい雰囲気をつくりだしてくれたものと思いますが、それにしてもNPOの方々の努力には頭が下がります。

2度目の館山であったにもかかわらず新たなスポットを発見させてくれた見事さと地元の方々のあたたかい出迎えの姿勢にも感謝でした。もちろんそれも愛沢さんたちの努力の表れであろうことは十分わかります。おかげさまでいつになるか知れないが3度目の訪問も楽しみになってしまいました。


◆千退教交流旅行**林 奈都子様(浦安市郷土博物館主任学芸員)◆

このたびは、大変お世話になりました。

安藤弘先生から『鬼が瀬物語』を紹介していただき、読み始めましたらすっかりハマってしまいまして、ずうずうしくも旅行までくっついていってしまいました。

でも、ご無理をいってお連れいただいて、本当によかったと心から感謝の気持ちでいっぱいです。

感想なのですが、何から書いていいものやら、わからなくなってしまうぐらい私にとっては収穫いっぱいの二日間だったので、まだ頭のなかでも整理しきれていないのですが、三つにしぼって考えてみましたので、下記にまとめてみたいと思います。

(1)『鬼が瀬物語』ができるまでの作者の気持ちを追体験できたこと

『鬼が瀬物語』に夢中になってしまったのは、ストーリーのすばらしさはもちろんなのですが、「館山図書館の郷土資料コーナーにあったという明治時代の富崎村役場の記録を物語化したものだ」という作者の前書きに非常に魅かれました。

昔の文字記録文書から歴史を掘り起こすことを仕事にしていますので、作者の岡崎ひでたかさんが、「丹念に読みとるほどに、この村で起きた壮大なドラマが脳裏に浮かんできた」という気持ちが、とてもよくわかる気がして、「いったいどんな記録文書だったのだろう」という思いを抱きながら、物語を読み進めました。

物語に描かれたそれぞれの場面は、かつての猟師町時代の浦安の姿と重なりました。

船づくりに夢をかける船大工の思い、天候に左右される猟師の暮らし、村を全滅させてしまうほどの大火事と復興、近隣の村とのいさかい、マグロ延縄漁の海での描写、夫の遭難を心配する女性たちの気持ち、魚問屋の資本に巻き込まれ変貌していく村の姿、明治末期から普及しはじめる石油発動機とそれに伴う木造船の変化・・・などなど、一つ一つが、浦安の元猟師さんたちから聞く話に重なって、とても身近なことのように感じられるのです。

懇親会で、豊崎さんの隣に座らせていただいて、いろいろなお話を伺うことができたのですが、豊崎さんが「これが『鬼が瀬物語』のもとになったものですよ」とおっしゃって、その『鮪鱶延縄漁業調査報告書』と題された綴を出して見せてくださったときには、本当に感激してしまいました。

私が想像していたものよりも、ずっと厚い綴で、細かな字でビッシリと明治の村の出来事やいろいろな設計、図がまとめられていました。その場では、少し拾い読みさせていただいただけでしたが、この部分の記述が物語のあの場面になったのだな、ということがハッキリと確認することができて、ワクワクしました。

豊崎さんから、「今度コピーをお送りしますよ」というお言葉をいただけたときは、本当に嬉しかったです。

また、豊崎さんから「父親がこんなことを言っていた」と直接お話くださった内容も、とても興味深かったです。作者の岡崎さんも、こうして豊崎さんに聞き取りをしながら、物語を膨らませていったのだなぁ、と、岡崎さんを追体験するひとときを過ごすことができました。

今回の旅行で、豊崎さんとお目にかかることができると伺い楽しみにしていたのですが、こんな形で史料とともに直接お話できるとは思いも寄りませんでした!「感激その①」です。

(2)地域づくり、町づくりへの情熱をもつ方々に出逢えたこと

愛沢さん、池田さんをはじめNPO安房文化遺産フォーラムの皆さん、青木繁保存会の皆さん、富崎小学校の生徒の皆さん・・・、地域を心から愛していらっしゃる方々との交流は、私にとってはすばらしい体験でした。

地域をご自分自身の足で丹念に歩いて調べ、埋もれた歴史を掘り起こし、館山に暮らした人々の足跡を、日本また世界全体のなかできちんと位置付け、その価値を地元の人たちに伝え、地元の人たちと一緒にこれからの町づくりを行っていく、という仕事の意義を改めて深く大きく感じることができました。

ガイドしていただくなかで、愛沢さんがいかに地域の人たちの信頼を得て活動されているのかがよくわかりました。また、自分たちの町に誇りをもってもらえるようにしようと、地域の人たちに前に出てもらうようにその都度声をかけ、協力しようと出てきてくださったすべての人にスポットがあたるように、発言の場を与えていらっしゃる姿には、本当に頭がさがる思いがいたしました。

このスタディツアーに、いろいろな方の協力を引き出そうと、おそらくかなりの調整をされたのだろうと思います。「お客さんにこの地域の魅力を知ってもらい、さらに多くの人たちに伝えていってほしい」ということ以上に、このツアーを「地域の人たちに、もっともっと誇りを持ってもらって、活動意欲を高めてもらうためのきっかけにしたい」というお気持ちも、大きかったのではないかなと思いました。

地道な「調査研究」による成果を軸に、地元の人々を引っ張り出し、なおかつ、ガイドをするNPOメンバーをも育てる、という両輪で、地域を元気にするための町づくり活動をしていらっしゃる愛沢さんの姿を見て、私自身は本当に勇気づけられた思いがしています。

博物館の仕事も、すぐに成果が目に見えて現れるようなものではないですし、経済効率による評価にはどうしても応えようのない面が多々あって、日々いろいろな矛盾を抱えながらも、どうにかこうにか自分なりのバランスをとって、学芸員の仕事をしています。行政的な制約に悩むこともしばしばですし、かといって、「市民のための博物館」「市民が主役の博物館」とうたいながらも、本当に地域住民の立場にたった運営をしているのか?と問われれば、自信を持ってうなずくことができない自分もいます。

そんななかで、館山という地域への愛情あふれる愛沢さんたちの活動を見せていただいて、「まだまだ私にできることはたくさんあるな。」と、すごく元気をもらうことができました。

これからの博物館運営に、すぐにでもこの経験を活かしていくことができそうな気がしています。「感激その②」です。

(3)千退協の先生方に出逢えたこと

今回、無理無理お邪魔して、千葉県でずっと教員をされていらっしゃった先生方からいろいろなお話を伺うことができたことも、私にとってはとても意味の深い出来事です。

私は、今38歳で、おそらく先生方の子どもと同世代ではないかと思います。小学生の息子二人の子育てと仕事との両立に、これまた日々悩みながら、なんとか毎日をこなしている、という感じです。今が精一杯なものですから、なんとなく気持ちばかりが焦ってしまって、「早く大きくなってくれないものか」とイライラして、家族に当たってしまい、自己嫌悪に陥ることも少なくありません。

そんななか、人生の大先輩となる先生方とお知り合いになれて、皆さんがとても生き生きと退職後の人生を謳歌していらっしゃるご様子をみて、年を重ねる楽しみって本当にあるのだなぁ、と、また元気をもらうことができました。

仕事も力いっぱい努力してみたいと思いますし、子育ても十分楽しみたいと思っていますが、やっぱり、それ以外のことにも挑戦してみたいです。それが何なのかは今はまだハッキリとは見えてこないのですけれど、子どもがもう少し大きくなってきたら、本気で取り組んでみたいと思うようなことに自然にめぐり合えそうな気がしてきました。

先生たちと出逢えたことで、一生のなかでの「今の自分の立ち位置」を知ることができたことが、「感激その③」です!


◆千退教交流旅行の感想(安房館山)**中野 淑子様◆

「安房館山」再発見の熱い旅でした。

2005年1月、関東ブロック交流会で戦跡巡りをした時、痛ましい痕跡を懸命に保存している館山を発見し感動しましたが、再び今回の旅行で新たな側面を見学し、更に感動を熱くしました。地域の人々が心を一つにして郷土の文化・歴史を掘り起こし、守り育てようとしていることです。

その仕掛け人が愛沢・池田さんを中心とする安房文化遺産フォーラムの人々です。あの二人を突き動かしている情熱とエネルギーの源は一体何処から来ているのだろう。一日目の池田さんの迸るような安房の説明・二日目の愛沢さんのガイド振り。

私達20名のために、地域の老若男女を巻き込み、誇らしげに語り踊り、山車の船を曳き、ところてんをご馳走してくれる人々との濃密な付き合い方。額に汗をにじませながら、町の長老方に気を配り走り回る愛沢さん。「少人数でも千退教の皆さんは広めてくれるから嬉しい」と語る池田さん。

お二人の胸の底には、郷土・文化・平和への愛がマグマとなって渦巻いているのかもしれない。

全国に発信したい気持ちを抱いて帰途に着いたのでした。

09年3月18日 5,249

今日は、時間もおしてしまい最後にきちんと

ご挨拶できずに失礼しました。

本当にありがとうございました。

斎藤さんも、とても人当たりの良い、感じの良い方で

初上陸も地下壕でも話し上手で、皆熱心に聞いていました。

実際、写真で見るのとでは皆受け止め方が違ったと思います。

参加者の感想にも、

「当時の人たちの思いを考えると今の幸せが尊いものに感じた。」

「行けなかった館山の戦跡にも、是非行ってみたい。」

「壕の中の広さにビックリした。」

などの意味のものが多くみられました。

親子で参加されて居ても、パパは会社。

だったりしているので、今日の報告を一生懸命して

家族の中で「平和」について話すキッカケになったと思います。

皆の中に強いメッセージが届いたと思います。

それも、館山と言う土地が身近な場所であると言う事も

大きかったと思います。

広島では8月6日は「平和を考える」一大イベントの様に

なっていますが、日本中がそうなんだと思っていた。と、

広島に住んでいた人が言っていました。

千葉に居ると、なんとなく広島の様子はTVで観るもので

地方の大きなお祭と同様に流してしまいがちです。

やはり身近な所に教材があり、体感してこそ

体に響いてくるのだと思います。

ちばコープとしても、今までは「広島・長崎の旅」として

平和を考えるステージを用意して支援してきましたが、

これからは、他にも平和を考える為の応援を広く考えて

支援していく方針に変わりました。

今回は八千代地域協議会でお願いしましたが

これからは、千葉コープのいろいろな所から

依頼が行くと思います。

どうぞ今回に懲りず末永くお付き合いください。

ちばコープを通しても、館山の戦跡が

広く千葉県内に伝わっていく微力ながら

力添えになれれば幸いです。

本当にありがとうございました。

これからも、お忙しいと思います。

貴殿の益々のご活躍をお祈り致します。

04年8月3日 4,496

(ちばコープの市川や柏の組合員)


深まりゆく秋を感じる今日この頃ですが、お変わりありませんか?

9月には、たいへんお世話になりました。

遅くなりましたが、9月13日のまとめができましたので添付させていただきます。

つたない表現でお恥ずかしいですが、あの日見聞きしたことを記録しておくことと

参加された方たちが館山で感じられたことを伝えていくことができれば…と思います。

今回、廻ることができなかった場所、また戦跡だけではなく自然観察などでも

館山にうかがうことができれば、と思います。

ちばコープでも、現在身近な地域の戦跡めぐりコースの掘り起こし、年明けには

平和のつどいの開催などをすすめています。

平和を願う地域の組合員さんのいろいろな活動は、日々のくらしのかたわらに自然なこととして

受けとめられ、少しずつ広がっているような実感があります。

みんなの胸にある灯火を大切に育てていけたら…と思います。

また今度、お目にかかるのを楽しみにしています。

季節の変わり目でもあります、お体に気をつけて…

会の発展、みなさんの活動の充実を願っています。

ガイドさんにもよろしくお伝えください。ありがとうございました。


【感想】

* 館山にこんな戦跡があったことに驚きでした。赤山地下壕を若者が整

然と掘った事に慄然とさせられ、彼らの青春が埋没させられた悲しみと

苦悩が伝わりました。

*南房総の温暖で平和な町に多くの軍事施設があったことを知りませんでし

た。帝都防衛のためにだったのですね。掘られた壕が実際に使われなく

て本当に良かった。

*実際に訪れるまでは「戦跡」の具体的なイメージが持てずにいたが、案内

してもらい当時の様子が再現されるようで、とてもリアルに感じました。

4日間の軍政下での気持ちはどうだったかなどの疑問も湧いてきました。

*千葉県にこんな多くの戦跡があり、ここが戦争の重要な拠点であった事を

初めて知りました。生まれてからずっと千葉県に住んでいますが、学校

でこのようなことを学習した記憶がありません。

*ウミホタルは聞いていたのと違い、小さな生き物でそれが出す液体が発光

する事、その光さえ戦争に使われていた事を知り驚きました。

*館山の戦跡も戦時の事も、国や自治体でなく民間の方が掘り起こして行っ

たという事もすばらしいと思った。


【伝えたいこと】

◇ 戦争のことは知りたいけど積極的には知りたいと思ってなかったけど、実

際に目で見る事は大事だと思った。その場で説明を聞くのも大事。そし

て戦争の事を何か感じてもらえれば・・と思う。住んでいる柏の地域の

戦跡を調べるのもいいんだなと思った。

◇ 日々の平和を取り戻しているかに見える館山、そこには今も自衛隊の守り

があり、いつでも動けるように活動している。人類の戦いは昔も今もず

ーっとある。どうして戦わなければいけないのか、ひとがひとを傷つけ

ている。歴史から見てもその教訓が生かされていません。「戦争はしては

いけない」平和の大事さを見たままを伝えていきたいです。

◇ 戦争の跡を追うことは、もちろんそれが悲惨で繰り返してはいけないとい

う事を考える事なんだけど、それだけでなく世界に目を向けて自分たち

がどういう方向に進むべきかを考える事なんだと思います。次代を担う

子供たちにも悲惨さのみ押し付けるのではなく、そんな視点で見せてあ

げたらいいと思います。

◇ やはり平和! 戦争をしないだけでなく、みんなが仲良くできる世界にな

ってほしい。

◇ 時間を掛けてつくられていく意識や風潮はほんとうに怖いな〜と思いま

す。日常の中で「何か変」と感じる事を見落とさない、違和感にならさ

れることのないようにしたい・・・それが今の時代に生きる私たちの責

任の一つだと思います。

◇ 戦争の非情さや正義のための戦争はない事等を伝えて生きたいと思いま

した。

◇ 「いのち どう たから」(沖縄の言葉)そのものです。争いは力に頼る

事で解決しない。話し合いを大切に。相手の側に自分を置き換えてみる

こと、そこに戻って考えてみよう。戦争はどんな形でもいけない。

05年9月13日 2,457

昨日は大変ありがとうございました。

いろんなお話がうかがえ、とてもよかったと言う声をいただきました。

また、事前にお話をきき、午後の見学が実り多いものとなった様です。

過去の戦争遺跡から、学び、現代に活かされ、

また、まちの遺産、文化、歴史を大切にされている

NPOの存在意義はおおきいなあと感激しました。

私自身は、里見の城跡、沖の島などいってみたいところがいっぱいです。

このようにリピーターがふえると町も活性化し、

館山市もうれしくなるかもしれませんね。


韓国の方(チェーさんでしたか)ともバスや見学会でお話できよかったです。

お会いでき、とてもラッキーな日でした。

ありがとうございました。ガイドさんにもよろしくお伝えください。

06年3月14日 2,434

7月に実施するリーダー研修で「館山の戦跡めぐりを入れてみたい」という生徒の希望があり、その下見で館山へ出かけました。NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムがお世話をして下さいます。

待ち合わせのたてやま夕日海岸ホテルは、館山北条海岸沿いにあり、おまけに真夏日となったので、海を見ているのはとても気持ちが良かったです。

「これまで何校もの高校がこちらの平和学習に来られましたが、生徒さんが下見に来たのは初めてです」とNPOの池田さんは感激していました。「生徒から行ってみたいと乗り気だったんだもの」と思い、「袖高生は意識が高いなあ」とも心の中で思いました。

30分ほどの講義がありました。日本地図を逆さにして千葉県を見ると、そこは太平洋側に突き出ており、古代から支配権力が関わってきた場所であることや、黒潮の影響もあり、実は他のアジア諸国の玄関口になっていたこと、沖ノ島という無人島にはアジアからのゴミが流れ着くこと、第二次大戦では首都東京を守る大切な場所であったため、館山には砲台跡や海軍航空隊跡などの戦争遺跡が今でも数多く残っていること。第二の沖縄戦を想定し7万人の兵士が配備されたことなど。当時、近くの中学・高校生はウミホタルを採集し、軍部はそれを粉末にし、唾液や尿で発光させ、ウミホタル照明爆弾で敵の艦船に当てて発光させ、命中しやすくするのです。現在、南房総は花の栽培がさかんですが、食糧が不足した戦前・戦中は、花の栽培をする者は非国民扱いされました。


NPO法人のメンバー、優しそうなご夫婦で、海上自衛隊周辺、沖ノ島、米軍が本州で唯一上陸した場所、赤山地下壕などを、ゆっくり丁寧に説明をしてくださいました。

そのほとんどが軍事施設でしたので、地上戦を行い、多くの犠牲者を出した沖縄とは違った印象がありました。住宅地に突然現れたゼロ戦を1機ずつ隠した掩体壕や、立派な射撃場を1つ1つ見て歩き、「あの時代、同じ労力と時間をもっと別のものに使っていたら、日本は、いや世界は大きく変わっていただろう。そして人の心も変わっていたのだろう」と思いました。ガイドの奥さんは「戦争はお金がかけられています。今、イラクにかけている金額を食糧難に悩む国にかけることができれば、何人の命が救えるのでしょう」とおっしゃいました。

生まれて初めて、NPO法人の活動に触れました。NPO、よく耳にする名称ですが、そこでどんな人がどんな形で活動をしているのか、ほんのちょっと理解ができたような気がします。

ガイドのご主人は、「私は自分の思想に片寄らず、とにかく事実を正確に伝えることを心がけています。まだこの戦跡にはわからないことがたくさんあります」と言っていました。

池田さんは「もともと安房の出身。東京で働き、20年ぶりに戻ってきました。もともと社会教育に興味がありました。NPO活動を通して、地域に誇りを持てる若者を育て、彼らが夢と希望を抱いて働ける雇用の機会を提供したいのです」と言っていました。

働き方とか、夢の持ち方とか、やりがいっていうのは、いろいろな形があるものだ。まだまだ知らない世界がたくさんあるもんだなあ、と改めて思いました。

またまた新しいことを知り、ちょっと得をした気分になり、帰ってきました。

06年6月25日 2,549

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

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