

【講師】石崎和夫さん
【テーマ】一茶が歩いた安房の道
【参加費】200円(茶菓子代)
【発表要旨】
15歳の春、信州柏原から江戸に出た一茶は、27歳頃にはプロの俳人としての道を歩み始めた。一茶を支えたのは、故郷信州と下総・上総・安房の俳人達であった。一茶が安房を最初に訪れたのは、28歳、元名の岩崎じせき児石等が長谷川ばこう馬光五十回忌に「霞の碑」を鋸山に建てた際、建碑式に参列したときと言われている。
その後、元名や勝山に度々やってきて、四代目醍醐新兵衛定恒・けんこんあんぎめい乾坤庵宜明のもとで鯨見学をするなどなど安房の俳人と交流している。文化12年・53歳、文化14年・55歳には、千倉の久保在住の房総を代表する俳人井上さんちょう杉長のもとを訪れている。勝山から久保まで途中那古寺に寄りおよそ35キロを一日で歩いている。私は、同好の仲間達と一茶の歩いた道を想定し、2日をかけて歩いてみた。一茶の健脚ぶりに驚嘆した。
一茶の活躍した文化文政期は俳諧が都市農村の庶民上層部にゆきわたり、民衆文芸の核となっていった。各地に「連」といわれるサロンが生まれ、神格化した芭蕉を慕い、地方の俳人たちは蕉風を伝える江戸の俳人と交流を持った。南房総市高崎の湯浴堂の文政8年(1825)奉納の句額には一茶の句や安房を代表する俳人たちの句がある。この奉納額などを考察し、一茶と安房の俳人たちの姿を追求する。


2年越しの企画がようやく実現、千葉県館山に、今もなお残る戦跡を訪ねる平和ツアーを開催、13分会から22名の参加でしたが、参加した仲間は、それぞれ充実した一日を過ごしました。
愛沢様をはじめ、小沢様、サポートカー運行を含め、貴団体の皆様に大変お世話になりました。おかげさまで行事が大成功に終わる事が出来ました。ありがとうございました。
… …
すっかり日も暮れて、練馬へ戻るバスの中では、みんなで感想を語り合いました。
・館山だけでなく、日本中にこういう戦跡、恐ろしい事が有ったのではないか、
・灯火管制が敷かれ、薄暗い中で過ごしたり、防空壕に入った経験、戦後はひもじい思いをした、
・昭和元年生まれの兄にも赤紙が来て、千葉に応召に行った。兄たちがここにいたと思うと胸が詰まります、
・従軍慰安婦の問題について、ここが発祥の地という事は知らなかった。歴史教育の大切さを感じた、
・帰ったら多くの方に伝えたい、
そのほか、沢山の方が共通して話していましたが、「自分の目で見て、感じる事の大切さがよく分かった。今日はとても有意義でした」
参加した一人一人が、しっかりと、戦争の愚かさ、怖さと、平和の大切さを胸に、帰路につきました。
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【講師】橋本新子(池坊湖月派代表)
たてやま夕日海岸ホテルのロビーで、季節ごとに房総の花々を活け、華やかに盛り上げいらっしゃいます。
お父上は、俳優・詩人の田辺若男。林芙美子と同棲し、島村抱月や松井須磨子らと芝居仲間だったとか。
驚くようなお話がたくさん。ありがとうございました。


先日は大変お世話になりました。
ツアー終了後、「大変よかった」「勉強になった」等の感想が口々に語られました。
千葉に長年住んでいても、知り得ない歴史的背景を積極的に学び、そしてその遺産を受け継ぐ
必要性をあらためて感じることができました。
ご苦労もあろうと思いますが、今回の貴重な経験を私たちの仕事や諸活動にも
活かしていきたいと思います。
取り急ぎお礼を申し上げます。ありがとうございました。




第25回まちづくりコーディネーター養成講座
■日時=平成22(2010)年11月27日(土)〜28日(日)
■場所=聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)5階
■参加費=40,000円(資料代・昼食代・交流会費を含む)
※再受講者は10,000円(資料代・昼食代を含む)
■主催=NPO法人全国生涯学習まちづくり協会
■共催=聖徳大学生涯学習研究所、全国生涯学習まちづくり研究会
■内容
【土】
10:00受付・開講
10:30①講義「生涯学習まちづくりと市民参画の手法」福留強(聖徳大学教授)
11:30情報交流「私の地域活動」(ランチパーティ)
13:30②講義「市民ボランティアと就業のあいだ」工藤日出夫(システムブレーン社長)
14:30③事例研究「ユニークな地域活性化〜全国の事例紹介〜」
16:00④講義「地域コミュニケーション論」清水英男(聖徳大学教授)
17:00⑤講義「エコミュージアムという考え方」大山由美子(丹青研究所)
18:00まちづくり仕掛け人会議(交歓交流会)
【日】
9:30⑥講義「地域・文化資源の活用方法」池田恵美子(NPO安房文化遺産フォーラム)
10:30⑦講義「“交流”がもたらす地域の活性化」福留強(聖徳大学教授)
11:30⑧ワークショップ「地域を元気にする方策」
16:00修了式
16:30終了
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※パンフレット印刷用PDFは最下段の添付ファイル参照。
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