●愛沢 伸雄(あいざわ のぶお)
..※論文データベースは「下位記事一覧」より項目別にご覧ください。
・NPO法人 安房文化遺産フォーラム 共同代表
(旧称:NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム)
【プロフィール】
1951年:北海道上川郡下川町生
1969年:北海道立名寄高校卒業・株式会社桜井(2年半勤務)
1977年:早稲田大学第二文学部西洋文化専攻卒業
1977年:北海道立秩父別高等学校社会科教諭(世界史担当)
1979年:千葉県立高等学校社会科教諭(世界史担当)
~以降26年間、千葉県安房地域勤務
‥(館山高校・安房南高校・長狭高校・安房高校)
2004年:NPO法人戦跡・文化財保存活用フォーラム設立
2005年:高校教員を早期退職
2008年:NPO法人安房文化遺産フォーラムに改称
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【役職歴】
.一般財団法人あわ 業務執行理事
・千葉大学教育学部非常勤講師(社会科・歴史教育論担当)
・青木繁≪海の幸≫誕生の家と記念碑を保存する会 事務局長
・安房高等女学校木造校舎(旧安房南高校第一校舎)を愛する会 事務局長
・千葉県文化財保護協会加盟団体・評議員
・里見氏稲村城跡を保存する会 世話人代表
・千葉県歴史教育者協議会法人会員・県委員(千葉県歴史教育者協議会安房支部代表)
・戦争遺跡保存全国ネットワーク構成団体・運営委員
(千葉県戦争遺跡ネットワーク世話人)
・館山市観光協会常務理事
・館山病院健康友の会副会長
・館山市教育委員会:稲村城跡調査検討委員会委員委嘱(2008〜11年)
・館山市教育委員会:稲村城跡保存管理計画策定委員会委員委嘱(2012〜13年)
・千葉県立館山総合高校・開かれた学校づくり委員委嘱(2016〜2017年)
・館山市景観計画策定委員委嘱(2017〜2018年)
・千葉県立館山総合高校・文部科学省SPH指定校プロジェクト委員委嘱(2018年)
・館山地区公民館戦跡調査保存サークル 代表
・那古地区連合町内会「那古史」編纂委員会委員
・たてやま観光立市推進協議会(2004年)歴史・文化の保存・活用プロジェクト座長
・たてやま・コミュニティビジネス研究会(略称:CB研)・構成団体
・安房の地域医療を考える市民の会呼びかけ人
・万石騒動安房三義民300年祭実行委員会副実行委員長
・南房総地域・市民活動フェスタin館山実行委員会副実行委員長
・立て直そう館山!全市民の会(呼びかけ人代表)・事務局長
【主な共著書】
「すべてわかる 戦国大名里見氏の歴史」共著 国書刊行会 2000年
「戦争遺跡を考える」 岩波ジュニア新書共著 岩波書店 2003年
「日本の戦争遺跡」 共著 平凡社新書 2004年
「新版 千葉県の歴史散歩」 共著 山川出版 2005年
「城郭と中世の東国(『稲村城跡の保存運動』)」千葉城郭研究会編 共著高志書院 2005年
「那古史」 那古地区連合町内会 那古史編纂委員会委員(執筆) 2007年
「安房の歴史」共著 国書刊行会 2009年
「本土決戦の虚像と実像」共著 高文研 2011年
「おはなし千葉の歴史」千葉県歴史教育者協議会編 共著 岩崎書店 2012年
【活動・出版】
1979年:
★千葉県歴史教育者協議会安房支部所属・世界史部会所属
・安房支部で地域教材の掘り起こし
・世界部会での高校世界史授業実践の検討
1986年:
・出版:千葉歴教世界史部会「たのしくわかる 世界史100時間(上) (下)」 共著 あゆみ出版
・『房総史学』第27号「私の授業論~小さな試みとして『導入』を考える」千高教・歴史部会
1989年:
★安房南高校社会科研修で婦人保護施設「かにた婦人の村」訪問
・安房地域戦跡調査研究開始
・出版・千葉歴教世界史部会「授業に役立つ 世界史100話(上) (下)」 共著 あゆみ出版
1992年:
〇会誌第23号「平和教育と地域の掘り起こし~『かにた婦人の村』と従軍慰安婦問題」
〇『歴史地理教育』第490号「かにた婦人の村と従軍慰安婦」
・出版:千高教歴史部会編「新しい世界史の授業」 共著 山川出版
★館山市大網・浄土宗寺院「大巌院」県史跡「ハングル四面石塔」
・調査研究開始
・出版・千葉歴教編「千葉県の民衆の歴史50話~万石騒動 」共著 桐書房
1993年:千葉県歴史教育者協議会「安房集会」開催
・「ちば-教育と文化」第35号「『万石騒動』と安房の三義民」
・「学徒出陣50周年」「館山砲術学校・洲崎航空隊」企画展開催
1994年: ★安房南高校「アフリカ・ウガンダ支援」活動開始
(安房高から安房西高に現在も受継がれている)
・出版・千葉歴教編「子どもが主役になる社会科の授業」噫従軍慰安婦の碑は平和を心に刻む 共著 国土社
〇『歴史地理教育』第514号 書評「従軍慰安婦資料集」
1995年:
〇会誌・「教室から地域・世界へ~世界に目を向けた生徒のウガンダ支援活動」第25・26合併号
・『房総史学』第35号「大厳院『四面石塔』に刻まれたハングルの謎」千高教・歴史部会
★「戦後50年」平和の集い開催(後援・館山市・三芳村・白浜町)
・赤山地下壕跡史跡化呼びかけ
・ 房日新聞 7回連載「安房から『戦後50年』をみる」
〇『歴史地理教育』第535号「安房の戦争遺跡の掘りおこし」
・出版・歴教協編「幻ではなかった本土決戦」 共著 高文研
・出版・歴教協編「語りつぐ戦中・戦後 2 本州最後のトキ」 共著 労働旬報社
1996年:
〇会誌第27号「安房で『戦後50年・平和を考える集い』に取り組む」
・『房総史学』第36号「安房にみる戦後50年」 千高教・歴史部会
・出版:千葉歴教編「学校が兵舎になったとき」 共著 青木書店
★「里見氏稲村城跡を保存する会」結成
(「国指定」史跡が実現した17年後の2012年に解散)
・出版:『里見氏稲村城跡をみつめて」 共著 里見氏稲村城跡を保存する会
・「千葉史学」第29号「里見氏稲村城跡保存に取り組む」千葉歴史学会
1997年:
〇会誌第28号「地域をみつめる市民の文化財保存運動~いま里見氏稲村城跡保存運動に取り組む」
・「里見氏稲村城跡をみつめて 第2集」共著 里見氏稲村城跡を保存する会
・「地方史研究」第266号「里見氏稲村城跡保存運動の経緯」
・『房総史学』第37号「安房からみる戦争への道~ワシントン体制から日中15年戦争へ」歴史部会
1998年:
〇会誌第29号「なぜ里見氏稲村城跡保存運動は実ったか」
・出版:「里見氏稲村城跡をみつめて 第3集」共著 里見氏稲村城跡を保存する会
・歴史学研究会編集「歴史学研究」第712号 市民による「里見氏稲村城跡保存運動」は実った 青木書店
・出版・歴教協編「草の根の反戦・抵抗の歴史に学ぶ」 共著 平和文化
・出版・「授業 従軍慰安婦」 共著 教育史料出版会
〇『歴史地理教育』第576号「廃娼運動に取り組んだ人々-廓清会を中心に」
1999年:
〇会誌第30号「生徒会によるアフリカ・ウガンダ支援活動」
・安房南高校生徒会顧問としてウガンダ支援先である「ウガンダ意識向上協会(CUFI)」視察
・出版:千葉歴教世界史部会「世界史のなかの物」 共著 地歴社
・出版:歴教協編「図説 日本の百姓一揆」 共著 民衆社
・「ちば-教育と文化」第56号「地域に根ざした市民による文化財保存運動」
〇『歴史地理教育』第602号「ウガンダ支援と高校生」
2000年:
〇会誌第31号「文化財保護運動と地域おこし」
・ 歴史教育者協議会関東グロック「館山集会」開催
・房日新聞 11回連載「戦跡からみる安房の20世紀」
・ 出版:「里見氏稲村城跡をみつめて 第4集」共著 里見氏稲村城跡を保存する会
・出版:「すべてわかる 戦国大名里見氏の歴史」共著 国書刊行会
・里見氏稲村城跡を保存する会主催「南総発見フォーラム~里見と花と八犬伝」開催
・安房南高校生徒会の支援によりウガンダに職業訓練施設「安房南洋裁学校」開設
2001年:
〇会誌第32号「安房の歴史・文化をいかした地域づくり」
・ 出版・歴教協編「歴史教育・社会科教育年報」共著 三省堂
2002年:
〇会誌第33号「地域教材で日韓交流を学ぶ」
・千葉県日本韓国・朝鮮関係史研究会「日韓歴史交流シンポジウム~ハングル四面石塔」
・ 「ちば-教育と文化」第61号「安房の文化運動~市民による文化財保存運動」
・出版:千高教歴史部会編「博物館で学ぶ ちばの歴史」 共著 山川出版
・地域交流誌「南総発見伝まほろば」第6号「戦争遺跡の史跡化と活用」
・「ちば-教育と文化」第62号「安房の文化運動~市民が主役の地域づくりへ」
・日韓教育実践研究会主催「日韓歴史教育交流会館山シンポジウム」
〇『歴史地理教育』第646号「地域を学び高校生は日韓交流をつくる」
2003年:
〇会誌 第34号「安房の戦争遺跡を地域づくりに活かす」
・日韓教育実践研究会報告集「地域教材から日韓交流を見るー生徒と学ぶ四面石塔の謎」
・ 地域交流誌「南総発見伝まほろば」第8号「戦跡まるごと博物館」
・「ちば-教育と文化」第63号「安房の文化運動~安房の戦争遺跡をまちづくりに」
・出版:戦争遺跡保存全国ネット編「戦争遺跡を考える」 岩波ジュニア新書 共著 岩波書店
2004年
★NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム設立 認証5月
・出版:「あわがいど1・戦争遺跡-南房総に戦争の傷跡をみる」NPO法人安房文化遺産フォーラム
・第8回戦争遺跡保存全国シンポジウム館山大会開催(共催:館山市・館山市教育委員会)
・出版:千葉歴教編「千葉県の戦跡をあるく」安房地区の戦争遺跡 共著 国書刊行会
・出版:戦争遺跡保存全国ネット編「日本の戦争遺跡」 共著 平凡社新書
〇会誌第35号「文化財・戦跡を活かすNPO活動で安房の地域づくりを」
・出版:歴教協編「図説 米騒動と民主主義の発展」 共著 民衆社
2005年:
★千葉県立高等学校を早期退職し、NPO活動専従となる。
・戦争遺跡「赤山地下壕跡」館山市文化財に指定される。
・「戦後60年」南房総平和フェステバル
・「虹の架け橋~ウミホタルとアワビがむすぶ日米交流」
・出版:千高教歴史部会編「新版 千葉県の歴史散歩」 共著 山川出版
・出版:千葉城郭研究会編「城郭と中世の東国」 里見氏稲村城跡保存運動 共著 高志書院
・出版:「房総を学ぶ-房総地域文化研究プロジェクト記録集」 東京成徳大学人文学部 共著
・「青木繁《海の幸》100年から布良・相浜を見つめる集い」開催(共催:富崎地区コミュニティ委員会)
2006年:
・出版:「自然体験in南房総~ティーテャーズガイドブック」千葉県共著
・「ちば-教育と文化」第68号「足もとの地域から世界に平和を」
2007年:
・出版:那古地区連合町内会「那古史」那古史編纂委員会 共著
・出版:歴教協「石碑と銅像で読む近代日本の戦争」共著 高文研
2008年:
・NPO人安房文化遺産フォーラムと改称
・千葉県歴教協安房支部・法人会員加入。
・「青木繁≪海の幸≫誕生の家と記念碑を保存する会」結成
・出版:里見氏叢書 里見氏調査会編「今よみがえる里見忠義の足跡」共著
・出版:千葉県日本韓国・朝鮮関係史研究会編「近世房総と朝鮮国」DTP出版 共著
・出版:「世界と日本21戦争ってなんだ?証言が伝えるアジア太平洋戦争」 共著 学習の友社
2009年:
〇会誌第40号「文化財保存運動から『まちづくり市民大学』構想へ」
・千葉県立安房高等学校社会科世界史非常勤講師(1年間)
・「小谷家住宅」が館山市文化財に指定される。
・出版:「安房の歴史」共著 国書刊行会
・「ちば-教育と文化」第75号「編集長インタビュー安房文化遺産フォーラム愛沢伸雄さんに聞く」
・出版:「慰安婦」問題と女性の人権」ブックレット174 共著 かもがわ出版
2010年:
・第9回日中韓青少年歴史体験キャンプ開催。
‥‥会場:大房岬自然の家(後援:南房総市・館山市)
・「万石騒動・安房三義民300年祭」開催。実行委員会参加
2011年:
・出版:「本土決戦の虚像と実像」共著 高文研
2012年:
・千葉県歴史教育者協議会「安房集会」開催
〇会誌第43号・「里見氏稲村城跡保存運動17年のあゆみ」
・里見氏城跡「稲村城跡・岡本城跡」国指定史跡の実現
・出版:「里見氏稲村城跡をみつめて 第5集」共著 里見氏稲村城跡を保存する会
・出版:千葉歴教編「おはなし千葉の歴史」共著 岩崎書店
2013年:
★千葉大学教育学部非常勤講師(社会科・公民教育論/地歴教育論担当) (4年間)
・出版:「日本の戦争遺跡図鑑」戦争遺跡保存全国ネット監修 共著 PHP研究所
〇『歴史地理教育』第801号「里見氏稲村城跡保存運動17年のあゆみ」
2014年:
〇会誌第45号「明治期館山の殖産興業と経済人ネットワーク」
・出版:「安房の高校生によるウガンダ支援・交流20年のあゆみ」安房文化遺産フォーラム
・出版:「館山まるごと博物館 ・ヘリテージまちづくりのあゆみ」安房文化遺産フォーラム
「史海」第61号「足もとの地域から世界をみる」東京学芸大学史学会
2015年:
〇会誌・「館山病院と東京養育院安房分院の歩みから地域史をみる」
・第19回戦争遺跡保存全国シンポジウム千葉県館山大会開催(後援:館山市・館山市教育委員会)
・出版:「戦後70年」証言・調査記録集「館山海軍航空隊・赤山地下壕建設から米占領軍の直接軍政」
・ 婦人保護施設「かにた婦人の村」50周年でNPO法人安房文化遺産フォーラム感謝状授与
2016年:
・青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅の一般公開開始
・安房歴史文化研究会2016年度第6回公開講座 「青木繁「海の幸」誕生と日露戦争の時代」
2017年:
・「安房高等女学校木造校舎(千葉県指定文化財旧安房南高校第一校舎)を愛する会」結成
2018年:
・南房総市千倉千田の小谷(平野)仲治郎宅(渡米アワビ漁師)より「平野家文書」調査研究開始
2019年:
・安房歴史文化研究会(2018年度 第5回公開講座)
・「安房高等女学校にみる地域教育 ~大正期を中心に考察」
・房日新聞12回連載「安房高等女学校にみる地域教育~大正期を中心に考察」
・出版:日韓教育実践研究会編「日韓共同の歴史教育 生徒と学ぶ「四面石塔」の謎」共著
★「心筋梗塞」により冠動脈バイパス手術(8月)。自宅療養中、台風15号と豪雨・停電。
2020年:
★「指定難病・頸椎後縦靭帯骨化症」で手術(7月)。自宅療養しながら治療とリハビリに通院中。
・房日新聞「安房高等女学校からみる100年前の災禍~台風被害とスペイン風邪のパンデミック」
2021年:
・新型コロナウイルス感染拡大。
・「平野家文書」調査研究
2022年:
・「平野家文書」調査研究【中間報告】
‥ 報告書(1)明治期に渡米した房総アワビ漁師たちの源流
‥ 報告書(2)「明治期に渡米した房総アワビ漁師たちの源流(続編)
2023年:
・シンポジウム「寺崎武男・生誕140年」
・調査報告「手帳や書簡から見える寺崎武男の世界」
・出版:冊子「シンポジウム寺崎武男」安房文化遺産フォーラム
・「平野家文書」調査研究
・報告書(3)「明治期に渡米した房総アワビ漁師たちの源流(続々編)
★「心筋梗塞」心臓カテーテル手術(11月)
2024年:
・房日新聞5回連載「新資料からみる戦時中の安房高女」