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海の幸オマージュ展館山、前回上回る1万4099人

(房日新聞2014年9月12日付)

館山市立博物館は、市内2会場で開催された青木繁「海の幸」オマージュ展の来場者数をまとめた。来場者数は1万4099人で、前回の館山展(平成24年・8250人)を上回る反響があつた。

オマージュ展はフランス語で尊敬の意で、青木繁の代表作「海の幸」に影響を受けた現代作家の作品の展示会。

海の幸を描くのに青木繁が滞在した同市布良の小谷家の保存運動をするNPO法人青木繁「海の幸」会が、保存の機運を盛り上げようと、一昨年から全国で開催しており、館山展は市、市教委が共同主催した。

第1会場の渚の博物館(会期8月5日〜31日)には、延べ1万3441人が来場。帰省客、観光客も加わったお盆時期の14日、16日、17日には1000人を超える来場があった。

第2会場の館山コミュニティセンター(同8月5日〜24日)には、658人が足を運び、両会場で1万4099人となった。

青木繁や保存運動への関心の高まり、展示会の浸透からか、会期が長かった前回(会場は渚の博物館)より5000人以上多かった。

同博物館の担当者は「作品をじっくり鑑賞する方、青木繁や小谷家に質問をする方も多かった。小谷家住宅の保存活動に関心を持っていただくいい機会となった」と話していた。

14年9月12日 5,711

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