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先日は、館山戦跡スタディーツアーの学習とガイドありがとうございました。

時間の関係で充分にコースを廻ることはできませんでしたが、参加者からはよかったという感想が寄せられています。

全員ではありませんが添付いたしましたので、ご一読ください。

座学のなかで案内のあった、「赤い鯨と白い蛇」の上映を考えています。

上映権をお持ちということでしたので詳しく教えていただきたいと思います。

よろしくお願い致します。

また、来年の6月頃にお会いできそうです。みなさんによろしくお伝えください。


【館山戦跡スタディツアー参加者感想】

2008.11.21

参加者:20名

事務局:02名 計22名


※館山がこんなにも歴史(戦争の跡を残した)あるところだとは知りませんでした。赤山地下壕はスケールが大きく、案内で紹介されている防空壕ではなく愛沢さんの説で要塞というのも「そうだなぁ〜」とうなずけた。暗さと静けさは怖さを感じるものでした。噫 従軍慰安婦」の碑の話も慰安婦の話もなんとなく知っている程度だったが深く掘り下げて聞くと戦争のむなしさ、悲しさをあらためて知りました。(軍人はまつられても慰安婦は何もない)午前の1時間の座学は本当に良かった。特に学んだのは歴史で何が起きた、何があったかを学ぶのではなくその背景を(想像)することが大切であること。戦跡を残すことをただ残せ!というのではなく色々な角度から伝えていくことが重要なのだということ。(憲法9条も同じように色々な角度で話していくことが必要)今回参加して戦争は絶対にしてはいけないし、何も生み出さないということをあらためて感じ、今後のライフワークの中にも役立てていきたい!


※噂に聞いていたが(何かの本で見た)館山でこんなにスケールの大きな戦跡があったとは思いませんでした。次回第2弾もあったらいいなぁ。戦跡が埋もれてしまわないようにたくさんの人に関心を持ってもらいたい、感動しました。


※有意義な一日でした。ガイドの方の説明も熱心で時間があればもっといろいろ見学したかったのですが残念でした。集合時間は7:15のはずが(いつものことですが)時間を守らない人がいたのはどうにかなりませんか。


※風邪は強かったけれど、お天気でとても良かったです。個人ではけして見学なんてしなかったと思います。戦跡ツアーを計画していただいたから見ることができました。あの岩を人の手で掘っていたのですね、みな無理矢理連れてこられてずっと寒くて暗い中で作業したんですよね。地下壕の奥行きすごいですね、全て人が作ったのですよね。私は戦後に生まれて本当に良かった・・・・。かにたの施設、登っていくのに大変。従軍慰安婦の石碑を見て、声にならない声、しぼりだした声「噫」むなしい、かわいそう、何の罪もないのにこっそりと生活しなければならなかったのですものね、お気の毒でした。とてもいい勉強でした。ありがとうございました。


※平和について勉強するのは高校生以来のことだと思います。前半の座学はとても良かったです。おもしろかったし、ためになったし、考えさせられること、感じるものがありました。こんな内容ならまた勉強したいと思いました。後半の見学は、シンと静まりかえった壕の美しいともいえる壁を彩る地層をみていると、現在の外観から感じる印象と終戦時期の喧騒や混乱を考えると複雑な思いがしました。自分が知らず知らず通り過ぎている街並みにも歴史の跡があり当時の人々の思いを伝えているかもしれないと考えました。


※館山というと海水浴のイメージしか知らなかったのですが、歴史を知って驚きました。また、NPOとして熱心に活動している方がいる一方で、行政の無関心もいまどきありえないと思います。美しい海を見下ろす山は、実は地下に戦争の爪痕をかかえている。日常をはなれて戦跡ツアーに参加するなんて私はなんて平和なのでしょう。この街で暮らしている人がいるというのに・・・・。良い一日でしたありがとうございました。


※館山の戦跡については全く知らなかったので勉強になりました。かにた村の名前は聞いていましたが、館山の山の上にあったのですね。まだまだ封印された場所、事柄がたくさんあるのでしょうね、まだ、戦争を知っている世代が残っているうちに正しく記録されて伝えて欲しいです。


※貴重な戦跡をめぐる機会を頂ありがとうございました。地域史が世界史と無関係ではなく、リンクしているということを実感でき非常に興味深いものでした。ガイドの方の戦後ではなく戦前という言葉が重く感じられました。


※戦争を語り継ぐ上でその土地に根ざした形で取り組むことの大切さを感じました。同時に、近現代史の視点、海外との関わりなどについても考えて行きたいと思いました。戦跡については、実際にこの目で見て、戦争中の状況について想像力を働かせることの大切さを感じました。また、戦跡を保存したり、証言を集め残すことの大変さ、大切さを感じました。今が再び「戦前」になってしまうことのないようがんばっていきたいと思います。


※愛沢伸雄、池田恵美子さんのお話がとても分かり易く、歴史のつながりの感動を覚えました。平和は貧困克復と普段の生活が末永くできるようにすることを痛感しました。人々は皆、それぞれの仕事、生活を通して平和的、友好的に生活してきたものだと思う。国家権力がかかわるとどうして戦争になってしまうのか。実は、館山は家内の実家なので、38年間通い詰めて来ましたが、身近にこのような活動があったのを知りませんでした。家族での話題が一つ増えました。


意見・要望(次回企画など)

★このような楽しい企画を広く知らせていくべき。そのヒントは、今日の池田恵美子さんの話にあったように!

★とうきょう・さいたま戦跡・平和マップは、これから一つ一つ行ってみたい、役に立ちそう。

★次回は一泊して、一日目10:00発で二日目14:00帰路に着く行程でジックリ見学してきたいですね。(廻るべきところは全て廻って)

★戦跡などについて実際に見て想像力を働かせる企画

★戦争体験を語り継ぐ企画

★近現代史の学習

★戦争と平和に関わる映画の上映

★最近の日米安保体制の学習

★さいたまと戦争との関わりがある場所・施設(軍需工場など)

★これからも個人では行けないけれども、ツアー企画だったら参加できるので企画していただきたい。

★長野県松代(一泊二日)・沖縄(二泊三日)くらいで!

★城を見たい(土から成る)!(歩いてみたい)

★松代も見たい!(沖縄もいいなぁ〜)

08年11月28日 5,246

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

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