お知らせ » 記事詳細
先日は貴重な見学や歴史について、お聞かせいただきありがとうございました。
本当に、知らない事ばかりで、見るもの聞くもの心に突き刺さりました。
歴史(過去)を知ることは、今(現在)を知ることであり、そして明日(未来)を見つめることだと痛感させられます。
慰安婦問題については、さらに実在する(していた)方々の苦しみに触れ、戦争とともに見過ごしてはならないと強く思った次第です。
看護や医療に関しても、例えばハンセン氏病の方々が、ありえないような差別をうけ、人間の尊厳が失われた歴史の中に、看護師も医師もその差別をする側にいたという事実などは、学ぶ必要があると考えています。同じような差別がエイズや感染症、そして福島の原発などと深くつながっています。授業やその他の機会の中で、伝えていきたいと思います。
最後にご案内いただいた大巌院のハングルの四面石塔も大変興味深いところでした。たまたまですが、インドの仏陀のさとりの地やドイツのディアコニーの訪問看護ステーション(同行訪問させていただきました)、ベルツ医師の生誕の地など訪れていたことが、色々な意味でつながっておりました。不思議な気持ちがしております。
今後とも、活動が継続されますよう陰ながら応援させていただきます。先日は本当にありがとうございました。
***********
帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科
雑賀美智子