
銀座商店街を巡るウォーク
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NPO安房文化遺産フォーラムは、5月10日午前9時50分から館山市北条の銀座商店街を巡るウォーキング教室「歩いてみよう館山の街を」(館山商店会連合会など後援)を開催する。参加者を募っている。参加費は150円(メンチカツ代)。
300年前の元禄地震の大津波から人を救ったサイカチの木を館山の街活性化に生かすことを目的に活動する「サイカチの木を守る会」に協力し、同NPOが開催して今回で2回目となる。
コースは1.5キロで、松田屋〜ピース製菓〜房洋堂〜秋山陶苑〜丸太鮮魚店〜加藤菓子店〜幸田旅館〜相川肉屋〜銀座商店街振興組合ビル〜秋山呉服店〜セットアップ〜サイカチの木。
サイカチの木の前では、語り部の礒部清子さんの語りを聞く。
集合は、JR館山駅東口で、当日受付となる。



看護師修学資金貸付制度〜館山市
館山市は、看護師養成学校に進む学生を支援する「看護師等修学資金貸付制度」の利用を呼びかけている・
4月1日からスタートした新しい制度。これまでに問い合わせが15件ほどあり、2人が申し込みをした。担当の健康課では「制度を積極的に利用してもらい、地域の看護師確保を図りたい」としている。
安房地域の看護師不足解消が目的で、専門学校や大学など看護師養成機関への修学を側面支援。看護師を地域の手で育成しようという。安房の3市が足並みをそろえて制度化している。
館山市では月額3万円(1万円、2万円、3万円から選択)が上限で、貸付の決定を受けた月から修学終了までが期間。卒業後、市内の病院などで貸付を受けた期間以上継続して看護職に従事した場合は、返還を全額免除。市以外の安房郡市内の医療機関の場合は、半額が免除となる。
制度を受けるには条件があり、詳しくは館山市健康課(0470-23-3113)へ。
(房日新聞2011.5.3付)


テーマ=青木繁・没後100年久留米ツアーの報告
内容:日本を代表する明治の画家・青木繁は、1904年に房州布良の小谷邸に滞在し、後に国の重要文化財となる名画《海の幸》を描きました。
1811年に28歳で夭逝し、没後100年にあたる今年は、石橋美術館を皮切りに全国で秋まで「青木繁展」が開催されています。また、生まれ故郷久留米のけしけし山では、毎年命日(3月25日)に近い日曜日に青木繁を偲んで「けしけし祭り」が行なわれています。
青木繁が滞在した布良の小谷家の後裔、小谷福哲・由喜枝夫妻と保存する会の事務局メンバー6名が久留米を訪問し、青木繁旧居、回顧展、けしけし祭り、坂本繁二郎生家などをたずね、交流を深めてきました。




NHK福岡の地域特集
「没後100年〜生と死の絵画」
明治後期、日本画壇にすい星のように現れて駆け抜けた天才画家・青木繁。『海の幸』など日本美術史上に残る名作を次々と描き上げた後放浪生活に入った。そして「骨灰は故郷のケシケシ山に埋めて欲しい…」と言い残して逝った。28年の人生であった。番組では、青木繁の数々の名作を紹介すると同時に、手記や手紙、友人らが青木繁の人や作品について書いた批評、エピソードを取り上げ、折々の青木繁の心の動きを見つめていく。
【出演】石橋美術館学芸課長 森山秀子
※館山でも取材協力をしました。


「安房医療介護福祉連携・東日本大震災(AWA311-MCW)」は、被災された方々の生活の支援を中長期的視野で考え、住居環境とともに医療と介護のサポート体制を整えて、被災地からの要介護者の受け入れをはじめ、被災地への看護・介護の応援要員の派遣、石巻市世帯健康調査への協力などの活動を行なってまいりました。
会の活動はボランティアで行なっておりますが、交通費等の活動実費に充てるためにある程度の資金が必要です。趣旨をご理解いただきカンパにご協力いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
■カンパの使途
・高速道路通行料金(富浦⇔石巻河南)往復28,200円(ETC・割引なしの場合)
・ガソリン代=車種によりおおむね18,000〜25,000円前後
・その他、文房具代、物資搬送のための梱包資材代等
■カンパ受け入れ口座
*ゆうちょ銀行から振込の場合
記号:10550 番号:30618601
口座名義:AWA311-MCW(アワサンイチイチ-エムシーダブリュー)
*ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
店名:058(読みゼロゴハチ)店番:058
預金種目:普通預金
口座番号:3061860
口座名義:AWA311-MCW(アワサンイチイチ-エムシーダブリュー)
振込手数料について
郵便局に口座をお持ちの方は、お振込される金額に関係なく、
窓口では140円、ATMは無料です。
郵便局に口座をお持ちでない方で、郵便局で振込手続きをされた場合は、
3万円未満が525円、3万円以上が735円かかります。
郵便局以外の金融機関からの振込手続にかかる手数料につきましては、
各金融機関によって違いますので、ご確認ください。
問合せ窓口:花の谷クリニック0470-44-5363(野口・渡辺)
※【AWA311-MCW】の詳細はこちら。⇒http://bunka-isan.awa.jp/News/item.htm?iid=584



横浜赤レンガ倉庫100周年
「無言館」所蔵作品による戦没画学生「祈りの絵」展
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日 時= 2011年6月13日(月)8:00出発〜18:00帰着予定
集 合= 7:50 館山市役所4号館駐車場(旧館山市民センター)
参加費= 5,000円(交通費・入場料を含む、昼食は各自)
締 切= 6月6日(月) ※ただし定員25名になり次第締切
コース= 館山道〜アクアライン〜横浜山下公園
〜赤レンガ倉庫「祈りの絵」展〜3コースに分かれて中華街へ
(A).元町コース…ショッピングを楽しみます。
(B).港の見える丘コース…散策と観光を楽しみます。
(C).みなとみらいコース…新しい横浜を楽しみます。
主 催= NPO法人安房文化遺産フォーラム
==全日本年金者組合安房支部
申込み(TEL&FAX可) 橋本芳久 0470-29-1290
・小沢義宣 0470-28-0973





身近な歴史に興味津々〜市民ら商店街を歩いて巡る
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NPO安房文化遺産フォーラムは15日、館山市北条の銀座商店街を巡るウォーキング「歩いてみよう館山の街を」を開いた。市民ら17人が参加。書店や和洋菓子店、呉服店、旅館、元禄地震の津波から人を救った言い伝えの残る「サイカチの木」などを訪れた。
サイカチの木は、館山市図書館近くにあり、元禄地震の津波のとき、この木につかまって助かった人がいると伝えられている。サイカチの木の保護、保全を図ることを目的に「サイカチの木を守る会」が設立され、今回、この活動に賛同した同フォーラムがまちおこしの一助になればとウォーキングを計画した。ウォーキングでは、館山市図書館からスタートし、文具店の「松田屋」や和洋菓子店の「房洋堂」、陶磁器店の「秋山陶苑」など12ヶ所を訪ねた。
同フォーラムの小沢義宣さんがツアーガイドとなり、街並みを歩きながら各店舗に立ち寄り、店主が店の歴史などを説明したり、参加者は売られている商品を購入していた。同商店街は、鉄道の開通とともに南町交差点付近の商店、駅前に移転するなどし商店街となった。松田屋も移転した店の1つで、店主の松井悦子さんが、店内に飾られた関東大震災後に、廃材利用で建設された店の写真を紹介。このころは、楽器や書籍、文房具、スポーツ用品など1階で扱っていました」などと話した。参加者からは、「立派な店構えで驚きます。廃材とは全く思えないですね」といった声が聞かれた。
サイカチの木では、同会の森林インストラクターで樹木医の齊藤陽子さんが、「枝を落とした方が、木の勢いが良くなります」など管理や保存について説明したり、語り部の礒部清子さんがサイカチの木にまつわる創作語りを披露した。70代の女性は、「小学生のころ、通学路でいつも見ていた木が、そんな大切なものだとは知らず遊んでいました。なつかしい」と話した。
5月10日午前9時50分から、同様のウォーキングが予定されており、参加者を募っている。問合せは、NPO安房文化遺産フォーラム(0470-22-8271)へ。



医師らが震災支援の会
宿泊と医療・介護サービスをセットで
要介護者らの受け入れ模索
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東日本大震災の被災者のうち避難所生活が困難な要介護者、在宅医療患者とその家族を積極的に受け入れようと、安房地域の医療・介護福祉関係者が「安房医療介護福祉連携・東日本大震災支援の会」(略称AWA311-MCW)というグループを立ち上げ、活動を始めた。
南房総市や鴨川市の旅館、ペンションなどに要介護者を受け入れ、必要な医療・介護のサービスはAWA311のメンバーらが協力して提供していこうという構想。
関係者によると、3月下旬に呼びかけたところ、4月5日までに115人が参加を表明。支援の輪が広がっている。
代表幹事には、亀田総合病院の小野沢滋・在宅医療部長が就任。松永医院(南房総市)の松永平太医師、花の谷クリニック(同)の伊藤真美医師らが感じなどに名を連ねている。
小野沢氏は12日現在、宮城県石巻市に入り、被災地の医療活動をサポートしながら患者の後方避難場所のあり方を模索中。現地から「現時点では南房総は唯一、宿泊と医療・介護がリンクしている事がはっきりしている受け入れ先。その意味では非常に貴重だ」とメンバーに報告している。
また、一部の看護師・介護職メンバーらが「全国訪問ボランティアナースの会・キャンナス」の応援依頼を受け、石巻市の避難所で活動している。現地では「日中のボランティアはある程度いるものの、被災者に夜間付き添うケアスタッフがいない。夜間に具合が悪くなり、救急車を呼ぶ事態が増えてきている」(医療関係者)という。
AWA311では今後想定される避難患者受け入れに際し、既に南房総市、鴨川市と協力関係を構築。「近く館山市とも連携して活動していきたい」(関係者)としている。
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