!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

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期日 3月19日
時間 15時00分〜17時00分
場所大神宮集会場
主催阿波歴史民族研究会千葉支部

※東北地方太平洋沖地震の災害に伴い、延期となりました。


■日時=2011年3月19日(土)15:00〜17:00

■会場=大神宮集会場(安房神社大鳥居横)

■主催=阿波歴史民族研究会千葉支部 (支部長 鈴木 馨)

■参加費=1,000円


●講演趣旨

阿波忌部族とは、四国の阿波国(徳島県)を拓き、3〜4世紀頃に優秀なる種を携え、日本各地へ進出し、麻・榖を植えるとともに、農業・養蚕・織物・製紙などを伝えた産業技術集団で、ヤマト王権誕生の立役者となった。その阿波忌部族は、黒潮で房総半島に渡来し、さまざまな文化を伝播していった。千葉県館山市の「安房神社」、白浜町の「下立松原神社」、勝浦市の「遠見岬神社」、市原市の「鷲神社」、栄町の「大鷲神社」、成田市の「麻賀多神社」、茨城県結城市の「大桑神社」、小山市粟宮「安房神社」などは忌部族ゆかりの神社。利根川流域のアンバ様信仰、関東全域に広がる酉の市信仰も、その流れの中にある。栃木県の野州麻や烏山和紙、茨城県の結城紬も忌部族がもたらした文化の遺産であった。小山市「安房神社」の粟柄神輿には「粟むすび」という水引きが付けられる。今こそ、忌部族がもっていた文化・技術・思想を見つめ直す「粟むすび交流」を展開すべきである。そのことは、日本が混迷を迎えている現在、光を未来に灯す道しるべとなるだろう。


●講師=林 博章氏(古代史研究家・鳴門工業高校教諭)

1965年生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年3月鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。1997年から古代阿波の歴史研究に着手。2004年には、阿波歴史民族研究会を発足、阿波再興と地域再生に向けて各産業界・市民と連携して啓発・提案活動を行っている。2005年6月には、第一回全国忌部サミットを企画し実行委員を務める。2006年4月には「日本各地を開拓した阿波忌部の足跡〜安房国編〜」(吉野川市鴨島公民館)、2007年6月には「日本の建国と阿波忌部」を刊行、10月には吉野川市合併3周年記念事業「吉野川市と阿波忌部」を企画・運営・記念講演を行う。2010年7月には、「倭国創生と阿波忌部」(京都大学名誉教授・上田正昭氏推薦)を出版する。2006年から吉野川市の歴史講座の講師を務める。県立高校社会教諭。


■申込み

・鈴木 馨(館山)TEL0470-28-0982

・浅井信(船橋)TEL090-7739-3892・メールasai@kud.biglobe.ne.jp

・安田重規(柏)TEL080-2038-8321・FAX04-7174-9627・メールyaayaayaa@nifty.ne.jp

・あわじゃ松浦哲(館山)TEL&FAX0470-28-2551・メールawajah@gmail.com


■懇親会5,000円

・3/19(土)18:00〜20:00=旧館山グランドホテル


■阿波忌部ゆかりの神社をめぐるバスツアー

・3/20(日)8:30〜定員29名

・参加費2,000円

・コース=館山市神余→南房総市白浜町「下立松原神社」(由緒奉納画を見ます)

→館山市布良海岸「忌部が上陸した場所」→布良崎神社(天富命を祀る)→楫取神社

→旧千倉町「下立松原神社」→旧千倉町「高家神社」→旧丸山町「莫越山神社」

→鴨川市「天富神社」→勝浦市「遠見岬神社」(宮司と話)→

(勝浦市に宿泊、翌日は勝浦周辺と吉野家を回って館山に戻りますが宿泊費やバス代は上記料金に含みません)

11年3月14日 2,639

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

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