期間 | 8月8日〜8月10日 |
時間 | 〜 |
場所 | 松本第一高等学校 |
主催 | 戦争遺跡保存全国ネットワーク |
●戦争の事実をどう伝えるか
〜戦争遺跡の調査研究活動を通して、保存・文化財指定・活用を考える
【趣旨】
戦後64年を過ぎ、二度と戦争を起こさない、本当の意味での平和のために正しく戦争の実像を伝えることはますます難しくなっています。このような中で、戦争遺跡を保存し、活用することで、次世代に平和の輪をつないでいくことが大切になっています。
松本は、先のアジア太平洋戦争時には、歩兵50聯隊の駐屯地であり、また、三菱重工業の航空機生産の拠点が疎開していたところでもあります。そういう意味では、松本は軍都であり、戦争の傷跡を多く残している地です。また、中国人朝鮮人の強制連行強制労働の現場であり、戦後も多くの問題を抱えています。
松本市は先に「戦時下における外国人労働者の実態」について調査報告書を出版しており、戦争遺跡の文化財指定は無いままではありますが、山辺の半地下工場の発掘調査も行い、その内容について、戦争遺跡保存シンポジウム山梨大会において報告もされています。戦争遺跡への自治体の取組としては先駆的な部分もありました。また、長野県は中国人の強制連行数は全国で北海道についで2番目、朝鮮人の強制労働も多くの場所で行われており、各地に戦跡として残っています。しかし、松本はもちろん長野県内での戦争遺跡の文化財指定は一件も無く、今後の保存・文化財指定・活用について問題を残しています。
今快の第13回戦争遺跡保存全国シンポジウム松本大会では、全国各地の保存運動の教訓・問題点に学び、それぞれの地元の戦争遺跡から、二度と戦争を起こさない、本当の意味での平和のための活動を盛り上げていきたいと考えています。
【日程】
□8月7日(金)
・プレフィールドワーク〜諏訪地方の戦跡、他
□8月8日(土)
・13:00開会行事
・13:30記念講演
・15:30シンポジウム
・18:30交流会(ホテル井筒)
□8月9日(日)
・9:00〜12:00/13:00〜15:00分科会
・15:30〜全大会
・20:00〜夜間集会
□8月10日(月)
・フィールドワーク〜松本市の戦跡
【費用】
・参加費:2,000円(一日参加1,000円、大学生500円、高校生以下無料)
・交流会費:4,000円(井筒宿泊者は2,000円)
・昼食代:800円(8日・9日)
・宿泊費:9,600円(1泊2食、入湯税込)
・フィールドワーク費用:各コース約4,000円(バス・昼食・資料等含む)
※詳細は、下記PDFファイルを参照。