!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

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期日 9月3日
時間 13時30分〜
場所館山地区公民館
主催NPO法人安房文化遺産フォーラム

1945年8月30日、マッカーサーが厚木に到着した日、米軍は館山と富津岬に先遣隊を上陸させました。9月2日、戦艦ミズーリ号で降伏文書調印式を終えると、翌日には東京湾を制圧するために「ピンチムーブ(挟み撃ち)作戦」を実施し、対岸の横浜の部隊とともにカニンガム准将に率いられた米陸軍第8軍第11軍団3,500名が千葉県館山市に上陸したのです。

館山の木村屋旅館には外務省の出先機関として終戦連絡委員会が置かれました。このとき、本土で唯一「4日間」の直接軍政、つまり米占領軍によって民事全般に対しての行政統治が敷かれたといわれます。このことは、地域の歴史から忘れ去られてきた出来事です。写真の館山海軍航空隊水上班滑走台跡の一部は、現在造船所や館山海上技術学校の艇庫滑走台として使用されていますが、当時のコンクリート製滑走台跡がいまも鮮やかに残っています。

NPO安房文化遺産フォーラムでは、戦争に関する調査研究の成果として、占領軍館山上陸シーンの動画を入手しています。この映像には、当時の子どもたちや女学生などを含め館山市民が映っています。64年目の上陸の日に合わせてこの映像を上映し、多くの市民とともに地域にあった歴史的事実を学びたいと考えています。また、この機会に映像に映っている証言者や関係者が見つかることを願っています。ふるってご参加ください。

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*朝日新聞2009.8.22付け記事はこちら

*房日新聞2009.8.26付け記事はこちら

米占領軍上陸を見守る館山市民米軍占領下の館山駅
09年8月21日 576

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

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