期日 | 7月10日 |
時間 | 18時00分〜20時00分 |
場所 | 千葉県南総文化ホール小ホール |
主催 | 実行委員会 |
連絡 | 橋本0470-29-1290 |
≪戦没画学生慰霊美術館「無言館」館主・窪島誠一郎氏講演会≫
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【入場料】500円..※チケットは南総文化ホールで販売中。
【主催】窪島誠一郎氏講演会実行委員会 委員長:溝口七生
【共催】第15回安房地域母親大会、NPO法人安房文化遺産フォーラム
●無言館(むごんかん)●
長野県上田市の、周りを山々で囲まれた田園地帯の丘陵地の頂に、中世ヨ—ロッパ僧院を思わせる
十字の建物。窪島誠一郎氏の思いが実って平成9年5月1日開館した戦没画学生慰霊美術館です。
「無言館」には、先の太平洋戦争や日中戦争で画家への志半ばで
草でもむしりとられたように戦地に駆り出され、心ならずも絵筆を銃に変え、
戦場のツユと消えねばならなかった悲運の画学生たちの遺作や遺品が展示されています。
館主の窪島誠一郎氏は、「私は死んでいった画学生のどの絵にも、溢れるような生命の歓びと
肉親への感謝を発見して瞼がぬれた…」と自著の中で述べています。
「無言館」は異色の美術館として脚光を浴び、今では全国から訪れる人は年間10万人に
達しているといわれています。
平成20年9月、隣接地に第二展示館がオープンされました。
●窪島誠一郎(くぼしませいいちろう) プロフィール●
1941年東京生まれ。 現在館主、作家。印刷工、店員、酒場の経営などを経て、
64年、東京世田谷区に小劇場の草分けとなる「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。
79年、長野県上田市に夭折画家の作品を展示する私設美術館「信濃デッサン館」設立。
97年、同隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立。
2008年9月、「傷ついた画布のドーム」と銘打った無言館第二展示館を設立。
執筆活動では、NHKでテレビドラマ化された、実父 水上 勉との再会を綴った『父への手紙』ほか、
『傷ついた画布の物語』、『無言館の坂道』『雁と雁の子』など多数。
第46回産経児童出版文化賞、第14回地方出版文化功労賞、第7回信濃毎日新聞社賞。
「無言館」の活動で第53回菊池寛賞を受賞している。