タイトル: | 【朝日】140211*館山出身で資生堂創業・福原有信の足跡たどる |
掲載日時: | %2014年%02月%11日(%AM) %09時%Feb分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=873 |
(朝日新聞2014.2.11付)
館山出身で資生堂を創業し、故郷の発展にも努めていた福原有信(1848-1924)について「福原有信を語るつどい」が15日、県南総文化ホールである。地元であまり知られていない人物を顧みる。
医科の生まれ。西洋薬学を学び、薬剤師。1872(明治5)年に洋風調剤薬局「資生堂」を東京・銀座に開店し、房州特産の白土で作った練り歯磨きなどを販売。帝国生命(現朝日生命)の創業に関わり、海難の補償事業に乗り出した。
15日午後1時半から。資生堂企業資料館(静岡県掛川市)の佐藤朝美(ともみ)さんが講演し、天野務・元県立安房博物館館長や愛沢伸雄・NPO法人安房文化遺産フォーラム代表らが座談会。それに先立つ午前10時半から福原の故郷を歩く。「福原有信を語り継ぐ会」などの主催で無料。問い合わせは、語り継ぐ会事務局(0470・22・7586)へ。
佐藤さんは「漢方中心の時代に西洋薬の調剤薬局を開いた足跡を中心に振り返りたい」と語っている。