タイトル: | 【房日】110816=青木繁《海の幸》フォーラム |
掲載日時: | %2011年%08月%16日(%AM) %08時%Aug分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=649 |
(房日新聞2011.8.16付)‥
著名な近代画家の一人、青木繁と、青木が1904年(明治37)に現在の館山市布良に滞在して描いた「海の幸」(重要文化財、石橋美術館蔵)をテーマとした「青木繁≪海の幸≫フォーラム」が27日午後2時から同市の県南総文化ホールで開かれる。
青木の没後100年記念事業として、青木繁≪海の幸≫誕生の家と記念碑を保存する会が企画。青木が布良で何を感じたのか、名画を生んだ漁村の魅力は何かを探る。
フォーラムでは、「布良という聖地〜≪海の幸≫が生まれた場所」と題して、ブリヂストン美術館学芸員の貝塚健氏と、NPO法人青木繁「海の幸」会の吉岡友次郎氏が講演する。
このあと、青木繁のひ孫にあたる石橋鉄也氏、青木が滞在した小谷家の小谷福哲氏ら5人を迎え、討論する。
青木はその後、「わだつみのいろこの宮」などを発表したが評価は振るわず、1907年8月に、父の死で郷里の福岡・久留米にもどり、放浪生活の後、1911年に28歳でこの世を去った。フォーラムに出席する石橋氏は、石橋エータロー氏の長男で、青木のひ孫にあたる。前売券は500円。
保存する会では、フォーラムに合わせ、28日と9月11日、10月9日、22日、11月13日、12月11日に青木繁≪海の幸≫ウォーキングも計画している。問い合わせは同会(0470-22-8271)へ。