NPO 安房文化遺産フォーラム お知らせ » 印刷専用ページ

タイトル:【房日】110511=歴史文化研が公開講座、過去の大地震・津波を考察
掲載日時:%2011年%05月%11日(%PM) %20時%May分
アドレス:http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=626

過去の大地震・津波を考察

館山で28日 歴史文化研が公開講座

.

安房歴史文化研究会(天野努代表)の第11回公開講座が28日午後、館山市コミュニティセンターで行われる。今回は天野努代表が「歴史からみた地震と津波—安房地域を中心にして」と題して発表する。

同会では「東日本大震災の発生を受け、今後の防災の一助となればとの思いもあってテーマを設定した」としている。

事前に明らかになった発表要旨によると、安房地域は関東大震災(1923年)、元禄地震(1703年)で多大な被害を受けたが、このほかにも安政東海地震(1854年)、明応地震(1498年)など東海、東南海で数々の大地震が発生。明応地震では小湊の誕生寺が津波で流失したと伝えられている。

天野氏は、「災害はそれぞれの土地の状況によって左右される場合が多く、今回の大震災もそれを如実に物語っている。私たちは、この地域でこれまでどのような災害が起きているのか、まずもって知っておく必要がある」と指摘。安房地域で起きた過去の地震・津波被害について、改めてさまざまな資料をもとに検討、報告する。

講座は午後2時から4時まで。定員は当日先着50人。参加費200円(資料代)。

(房日新聞2011.5.11)

元のページに戻る