タイトル: | 【30】100525沖山静彦さん*ものづくり技術者から見た製品故障と私たちの暮らし |
掲載日時: | %2004年%07月%18日(%PM) %22時%Jul分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=615 |
【講師】沖山静彦さん
…元松下通信工業㈱本部品質技術部門/日本信頼性学会・故障物性研究会会員
…トヨタ自動車㈱故障物理教育特別講師
…安房の地域医療を考える市民の会事務局
【テーマ】
ものづくり技術者から見た製品故障と私たちのくらし
〜製品故障を参考にモノの味方・問題解決を考える〜
【参加費】200円(茶菓子代)
【内容】
-ナゼ、「想定外事故」「再発防止」が頻発するのか?
-「故障」とは?
-モノをよく見ると語りかけてくるようになる
-見えないモノが見えてくる
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○理想の製品作りのたとえ話
「ディコーンの一頭立ての二輪馬車」(アメリカ19世紀の詩人O.W.ホームズの詩)
むかしスペイン・バルセロナの町に馬車職人ディコーンがいた
ディコーンは後世に残る立派な馬車を作ろうとして
工夫をこらして、弱いところがないように作り上げた
この馬車は長い年月走り続けて、作者が知れなくなっても走り続けた
しかし作られてから100年目の正午、一瞬にして崩れ去った
理論的につくられたもの・・・それは理論的にこわれる