タイトル: | 【房日】190518*「安房地域の図書館史」語る(安房歴史文化研究会) |
掲載日時: | %2019年%05月%18日(%PM) %16時%May分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=1293 |
(房日新聞2019.5.18)‥⇒印刷用PDF
安房歴史文化研究会の今年度第1回の公開講座(通算59回)が、25日午後2時から館山市北条の市コミュニティセンターで開かれる。アワブンカイサンフォーラムの会員の関和美さんが「安房地域の図書館史」のテーマで語る。資料代として200円。
関さんによると、近代的な文庫や図書館が設置されたのは明治期から。安房地域で明治期に設置された文庫・図書館には、1903(明治36)年に開設された佐久間村(現、鋸南町)の「御大典記念私立奥山文庫」や、1912(明治45)年に設置された館野村(現、館山市)の「簡易図書館」などがあるという。
「学校図書館」については不明なことが多いが、千葉県教育史に位置付けられる旧安房南高等学校資料を確認しているなかで、学校図書館に関わる貴重な資料が発見された。その資料を検証するとともに、戦後日本の学校図書館の発展に重要な役割を果たした長狭高等学校図書館活動の資料などを紹介する。
安房地域の図書館活動に関わる人物や出来事では、とくに鴨川地域で戦前から文化活動のリーダー的存在であり、その後鴨川町図書館長として功績があった医師原進一氏を中心に取り上げる。あわせて今を生きる安房の「図書館人」に求められていることを考察するという。
問合せは、事務局の石?和夫さん(0470-23-6677)へ。