タイトル: | 【房日】160601*韓国にブロンズの「海の幸」 |
掲載日時: | %2016年%06月%01日(%PM) %14時%Jun分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=1066 |
(房日新聞2016.6.1付)‥⇒印刷用PDF
青木繁の海の幸を原寸大に彫刻した『刻画・海の幸』が、韓国ソウル市に開館した「秀林アートセンター」に設置された。日韓交流の懸け橋として寄贈されたブロンズレリーフで、館山市布良の小谷家住宅「青木繁『海の幸』記念館」にも同じものがある。現地であった除幕式には、館山側からNPO法人安房文化遺産フォーラムの愛沢伸雄代表らも臨んだ。
館山美術会顧問の彫刻家・船田正廣氏が制作した塑像を、同氏と親交がある河正雄氏が理事長を務める韓国財団法人「秀林文化財団」がブロンズレリーフにし、日韓の5カ所に寄贈している。
除幕式には約300人が参加。河理事長は「この素晴らしい作品は、日韓友好の架け橋として両国で光を放ち、これから大きな役割を果たしていくだろう」と述べたという。
渡韓した愛沢代表は、除幕式のほか現地であった文化遺産を活用したまちづくりフォーラムのパネリストとして参加するなど日韓の交流に務めた。