タイトル: | 【朝日】160428*青木繁記念館あすから公開 |
掲載日時: | %2016年%04月%28日(%PM) %22時%Apr分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=1059 |
(朝日新聞2016.4.28付け)‥⇒
洋画家の青木繁(1882~1911)が代表作「海の幸」を描いた館山市布良の小谷家住宅が青木繁「海の幸」記念館に生まれ変わり、開館式が24日あった。明治期の建築当時の豊かな漁民の家に修復された。29日から一般公開される。
NPO法人青木繁「海の幸」会理事長でノーベル医学生理学賞に輝いた大村智さん(北里大特別栄誉教授)ら開館を目指し活動してきた関係4者の代表がテープカット。大村さんは「待ちに待ったオープンの喜びを大勢の皆さんと分かち合いたい」と祝った。
1904(明治37)年の夏、青木ら青年画家4人はここに逗留した。その部屋に「海の幸」と「わだつみのいろこの宮」の重要文化財2作品の原寸大レプリカを配している。資料約40点を展示。青木の絵手紙からは、制作の動機や息づかいが伝わってくる。
修復には「海の幸」会の寄付や館山市のふるさと納税などが充てられ、総事業費は約2800蔓延。館長は小谷家当主の福哲さん(65)。問い合わせは安房文化遺産フォーラム。
(写真)
青木繁「海の幸」記念館の庭で語り合う(右から)大村智さん、青木の孫の松永洋子さん、小谷福哲さん