タイトル: | 140216*シンポジウム館山まるごと博物館 |
掲載日時: | %2014年%01月%20日(%AM) %00時%Jan分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/News/item.php?iid=868 |
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【基調講演】
・大原 一興 (横浜国立大学大学院教授)
「文化遺産を活かしたエコミュージアムのまちづくり」
【パネルディスカッション】
・林 浩二(千葉県立中央博物館学芸員)
・チョン・イルジ(神奈川大学助手)
・杉江 敬 (館山市教育委員会生涯学習課文化財係長)
・愛沢 伸雄(NPO法人安房文化遺産フォーラム代表)
・コーディネーター:池田 恵美子(同事務局長)
世界遺産(ワールドヘリテージ)をめぐる旅が人気となり、地域の自然遺産や文化遺産が見直されています。特に、1971年にフランスで提唱された「エコミュージアム」という考え方は、地域全体の魅力的な自然遺産や文化遺産を「まるごと博物館」と見立てて、市民による生涯学習まちづくりの手法として全国に広がっています。
なかでも、20年にわたり文化財保存運動を展開してきた「館山まるごと博物館」の取り組みは、実践的なモデル事例として各方面から注目されています。房総半島南部の地域像を見つめ直してみると、海を通じて先人たちが培った〝平和・交流・共生〟の精神が見えてきます。「館山まるごと博物館」ではこれをまちづくりの理念として、文化遺産の保存・活用を呼びかけてきました。この活動は、地域住民の誇りと絆を育むとともに、共通の歴史をもつ地域間の連携として、広域「まるごと博物館」のまちづくり交流に発展しています。
少子高齢化がすすむ地域社会において、「館山まるごと博物館」の取り組みは何をもたらし、どんな未来を創造することができるのでしょうか。広く世界を見てきたエコミュージアムの研究者や博物館の学芸員の話を伺いながら、その可能性と課題を探り、ともに話し合いましょう。
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【関連行事】
・2月15日(土)=ふるさと館山松岡の偉人・福原有信を語る会
・2月16日(日)=ヘリテージ見学会〜椿の館・小原家庭園
・3月1〜3日(土日月)=ヘリテージ見学会〜青木繁ゆかりの小谷家住宅