!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

お知らせ » 記事詳細

旧安房南高で現代美術展 あすまで 館山

木造校舎活用しビエンナーレ

(房日新聞2012.10.20付)

2年に一度開かれる美術展覧会である「ビエンナーレ」の安房版「第10回『半島の現代美術展』安房ビエンナーレ」の「街バージョン」が19日から、館山市の旧安房南高校木造管理校舎で始まった。旧校舎をそのまま活用、安房在住の芸術家らが思いおもいの作品を展示している。街バージョンはあす21日まで。きょう20日午後1時からは「安房南高校の思い出を語る会」も開かれる。

足かけ20年目となる展示。今回は「半島の海・街・森」がテーマで、「海バージョン」は16日まで、鴨川市民ギャラリーで開かれた。

街バージョンは、県指定有形文化財の管理棟校舎を活用した。校長室は版画家の今井俊さんが「神話的世界」として作品を展示。真魚長明さんは「体育教員控え室」を使い「全国動物解放同盟安房支(青)」の展示をしている。

このほか、イラストレーターの山口マオさん、木彫の船田正廣さんら、総勢20人が旧教室をそのまま活用し、平面から立体まで、さまざまな作品を展示している。

19日は午前10時の開会から、大勢の入場者が訪れ、作品に見入っていた。卒業生もおり「生徒のころは、正面玄関から入ったことなどなかった」と、母校での開催に興味深げだった。

展示は会期中の午前10時から午後4時まで。電気、水道、トイレは使えない。仮設トイレが設置されている。

20日午後1時からは、2階の旧職員室を使い、思い出を語る会が予定されている。

「森バージョン」は、25日から31日まで、富津市亀田の芸術の森で開かれる。

12年10月20日 7,725

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

Copyright (C) 2007 bunka-isan.awa.jp All Rights Reserved