!! 見る 聞く 学ぶ 集う 安房国(あわのくに)再発見 !! 千葉県・南房総・館山まるごと博物館

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私は5年ほど前から、房州から米国に渡ったアワビ漁師の調査、研究を行っています。先日、松戸市立第二小学校で社会科の授業を受け持ちました。きっかけは、4年生担当の篠原雅子教諭が、南房総市の千倉町出身という関係で実現しました。

4年生の社会科授業にあわせて、南房総から米国に渡ったアワビ漁師、食文化や日米の国旗が交わる万祝、戦争中の花栽培禁止令と花づくりの授業でした。校長、教頭、教務主任の参観を経て5クラスで行いました。新しい授業の取り組みであり、機会があれば学年別バージョンで検討してみたいといわれました。

折しも2日から安房博物館で、「アワビ・食・美」企画展が開催されます。太平洋を渡ったアワビ漁師の足跡、小谷源之助・仲次郎と仲間たちの功績が、県北の学校教材で花開きました。これをきっかけに地元の学校で、偉大な先駆者たちの努力と成功の授業ができれば、と考えています。

...南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム副理事長*鈴木政和

08年2月1日 5,019

院内にギャラリー開設…開かれた病棟へ、市民に開放

最初の展示は愛沢綾子さん

(房日新聞2008.4.8付)

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08年4月8日 6,665

八犬伝で活性化を

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08年4月13日 4,402

◎エコの潮流〜エコウォーク

…埋もれた名所発掘も

(青木繁≪海の幸≫ウォーキング)

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案内されて細い路地に足を踏み入れると、新緑に包まれるように立つ古民家が見えてきた。1904年、画家の青木繁が滞在し、代表作「海の幸」を描き上げた小谷家。家主の栄さん(84)によると「地元でも長く忘れられていた逸話だった」という。

青木繁「海の幸」1904年(福岡県久留米市・石橋財団石橋美術館蔵)

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「エコウォーク百選」にも選ばれた、館山市の富崎地区の漁村を巡る4・5キロ・メートルの散策コース。さりげない風景が続くが、「ガイドが付けばどこでも名所になります」と、NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム事務局長の池田恵美子さん(47)は足を止めた。

家主の小谷さん(右)と談笑するガイド役の池田さん。地域の人とのふれあいも「エコウォーク」の魅力の一つだ ただ健康のために歩くのではなく、地域の自然や文化を学びイベント収入の一部を寄付することで、その保護に貢献しようという「エコウォーク」。館山市では、産官民連携による「たてやまエコツーリズム協議会」が市町村単位では国内最多の8コースを整備し、普及に努めている。

PR不足からか、これまでの参加者は決して多くはない。それでも、平日・閑散期対策としてホテル関係者の期待は大きい。「埋もれていたものを見つけ、磨きをかけるんです」と池田さん。地元住民には思いも寄らなかった場所を観光資源にしようという取り組みとしても、注目されている。


【メモ】館山市内にはほかにも、戦国大名・里見氏ゆかりの史跡、白砂青松の平砂浦海岸などを歩く「エコウォーク百選」認定コースがある。6月中旬〜7月上旬にイベントを開催予定。問い合わせは、たてやまエコツーリズム協議会(0470・28・2211)。

“エコ”“体験型”をうたい文句にした「エコツーリズム」が注目を集めている。背景には、環境への関心の高まり、旅行者が自然に及ぼす悪影響への反省があるとされる。この大型連休中、各地で企画されたイベントを追いながら、県内のエコツーリズム事情を探る。(田中誠)


読売新聞サイトはこちら

08年4月29日 5,710

館山湾はその美しさから鏡ケ浦とも呼ばれています。その鏡は青空や夕日だけでなく、時代ごとの風景や歴史の光と影を映してきました。実は館山は東京湾の入口にあるという位置から様々な戦争遺跡が残っています。あふれる太陽と緑の街という印象で知られた館山はややもするとそうした戦争遺跡は表に出ることはありませんでした。その遺跡の調査を進める愛沢伸雄さんは、館山を学びの町にしようと活動を続けています。遺跡の調査もさることながらガイドとしての工夫もいろいろあります。たとえば事務局長池田恵美子さんは中高生に関心を持ってもらおうと南総里見八犬伝の地元らしいコスプレ作戦を発案しました。ほかにも主婦のグループが訪れる時には主婦のガイド、先生のグループが訪れる時には元先生のガイドをつけることで、すっと話に入っていけるようにしているそうです。戦争遺跡など様々な遺跡、史跡を生かす戦略がいま館山では練られているのです。

ふるさとメッセージには館山をドラマや映画の舞台にしようというフィルムコミッションの話題、そしてウミホタル観察会の話題が登場しました。

房総半島は海もよければ、遺跡史跡も良いのです。


**実況中継の模様はこちら

08年5月7日 6,113

◎市民が主役の生涯学習まちづくり

〜法人名改称と「まちづくりシンポジウム」のお誘い

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・授業づくりから地域づくりへ

・地域まるごと博物館

・市民が主役の生涯学習まちづくり

08年5月31日 6,166

◎活気あるまちづくりへ、多様な視点で意見交換

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市民が主役のまちづくりをテーマに、健康や医療、教育、観光などさまざまな視点からまちづくりを考える「まちづくりシンポジウム」がこのほど、館山商工会議所ホールを会場に行われた。定員を大きく上回る200人ほどの市民が参加。NPO法人全国生涯学習まちづくり協会の福留強理事長を講師に招いての基調講演をはじめ、地域医療の課題や市民1人ひとりの健康づくり、観光まちづくりなどさまざまな視点からの活発な意見交換が行われた。

同シンポジウムは、地域の課題を見つめ直し、暮らしやすい地域づくりを考えてみようと、NPO法人安房文化遺産フォーラム(愛沢伸雄理事長)が企画。基調講演では、「儲かる生涯学習」をテーマに福留氏が登壇し、「これからの時代、老人や高齢者ではなく、自分が学んだことを地域で活かす〝創年〟という考え方が大切」と、全国各地で開催されている創年市民大学や市民手づくりのまちづくり活動を紹介。館山市のNPOや市民活動を評価した上で、「学びあいの中で多彩な人材が育成され、自己の能力が地域で活かされていく取り組み。館山でも創年市民大学が動き出すことを期待している」と激励した。

シンポジウムでは、安房文化遺産フォーラムの池田恵美子さんをコーディネーターに、館山市健康課主任管理栄養士の渡邊侑子さん、館山旅館組合女性部長の幸田右子さん、館山病院院長の高野良裕さんがパネリストとして登壇。渡邊さんは、市内各地で活躍している保健推進員による健康づくり活動や、安房の食文化レシピ集『おらがごっつお』を紹介。「保健推進員の活動は、全国的にも誇れる活動。創年女性を中心に〝おらがごっつお隊〟を結成し、さらに健康づくりの活動を広げていきたい」とした。40歳から大学に入り直し、経営学を学んだという幸田さんは「人生に遅いということはない。1人ひとりが意識を変え、学び合う場をつくることが活性化の鍵になる」と語った。また、高野院長は、離島での医療経験を踏まえ、「地域コミュニティと医療が一体となって支え合う社会を築いていくことが大切。准看護学校がなくなった今、新たな看護師を養成する学校を地域社会で作ることは緊急の課題。創年市民大学と看護学校が合わされば、魅力的な学びの場となり、地域医療の充実も期待できる」と話していた。

シンポジウムでは、特別ゲストとして、観光カリスマである新潟県上越市議の矢野学氏が紹介され、合併前の旧安塚町長として取り組んだ全自治区の法人格取得や、全町民参加を目指したNPO設立の事例も紹介された。

愛沢理事長は、「福留先生にアドバイスをいただきながら、創年市民大学の実現を目指して、今後、ガイダンスやプログラムの開発を図っていきたい」と話していた。

08年6月7日 5,524

館山市のNPO法人「安房文化遺産フォーラム」(南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムから改称)が、地域の歴史や文化を紹介するガイドブック「あわ・がいど」の第4弾として、「安房古道を歩く」(縦横21センチ、48ページ、600円)を発行した。

安房地域の郷土史研究家や山歩きの専門家でつくるグループ「歴史工房安房」(島田輝弥代表)の会員たちが、実際に山道を歩くなどして情報を集め、執筆した。江戸時代に旅人が房州往還の脇道として利用した、「房州木ノ根峠」(南房総市)を越える山道など、館山、鴨川、南房総の各市や鋸南町の14コースが地図やイラスト、写真と共に紹介されている。

問い合わせは、同NPO法人(0470-22-8271)へ。

08年6月26日 5,331

歴史の証人

戦争遺跡は訴える

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◇東京大空襲(東京)〜下町の犠牲者は10万人に及ぶ

◇「震洋」特攻基地跡(千葉)〜船首に爆薬積み体当たり狙う

◇松代大本営跡(長野)〜掘り跡が生々しい象山の内部

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.記者:千葉宣男

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08年8月15日 5,460

特定非営利活動法人(NPO) 安房文化遺産フォーラム

旧称:南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム(2008年5月に現在の名称に変更)

〒294-0045 千葉県館山市北条1721-1

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