寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。
皆様方におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、過日の私たち山本ゼミの房総巡検における研修におきまして、お忙しいところ時間を割いていただき、誠にありがとうございました。初日の戦跡ツアーとご講話の他にも、千倉での見学の設定など、きめ細やかな心配りをしていただき、心より感謝申し上げます。
戦跡めぐりやご講話を伺う中で、新たな発見や今まで知らなかった事に多く出会い、自分の勉強不足を痛感しました。また、今回はNPOの4名の方からお話を伺う機会をいただき、房州を大切にしながら守っている地元の先輩方の姿を見て、私も今まで以上に郷土への愛着を深めることができたと思っております。
2日目は生憎の天気でしたが、白浜・千倉の海側と、山側である三芳を、先生とゼミの仲間に案内しました。2日間を通して、先生も仲間達も、房総を楽しんでくれたようです。特に山本先生は今年度いっぱいでのご勇退が決定していましたので、最後の巡検となってしまいましたが、戦跡めぐりも初めての場所ばかりで楽しかった、とおっしゃっていました。
今後は、卒業論文作成のために、より専門的な研究を進めていきますが、この研修で得たことをもとに、より質の高いものを求め、学習していきたいと考えています。
末筆ながら、皆様のご健康とご活躍をお祈りして、お礼の言葉とさせていただきます。敬具
昨日は大変お世話になりました。
参加者にとっては意義のある1日となりました。
NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムの
戦跡ガイド、グローバルな視点の育成、地域に根ざした活動に
心から敬意を表します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
南房総に戦争の傷跡をみて、9条の大切さを再確認!
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東京3ブロック9条連合同の平和研修を、3月14日、15日両日千葉県の館山で開催しました。
南ブロック9条連は、これまで「9の日行動」で早朝駅頭ビラ配布及び国会前アピール行動を中心に活動してきました。連日のマスコミ報道では、沖縄の米軍普天間飛行場の移転問題や、核持込に関する密約問題が焦点となっていますが、沖縄の米軍基地を県外・国外と主張してきた鳩山首相は沖縄県内での調整をうかがわせるなど、沖縄県民の期待を大きく裏切る方向へと舵を切っています。
私たち南ブロック9条連は、「9条を守り広める運動」をともに行なっている仲間との交流と、平和について再度捉え返す場として、NPO法人安房文化遺産フォーラムの池田事務局長から事前学習をしていただき、赤山地下壕、「噫従軍慰安婦」石碑、128高地地下壕などを現地学習し、安房地区9条連の鈴木さんから詳しく説明をいただきました。
広大な赤山地下壕は、「捨石」とされた沖縄戦と松代地下壕とのトライアングルをなし、本土決戦の重要地点であったことや、米占領軍の本土初上陸地であり、4日間ではあっても「直接軍政」が敷かれ、戦後の占領政策がスタートした地であることが話されました。
その後、安房地区9条連の「まちかど博物館」を訪問して、林さんの出迎えをうけ、交流を深めました。
当日は、民宿「六治郎」に宿泊し、3ブロック9条連・安房地区9条連の仲間の今後の活動を更に広めていくための意見交換と親交を深め、明日への飛躍を誓い合いました。
(世界へ未来へ9条連ニュース№185-2010.5.20付掲載)
5・6日の私たち年金者組合小平支部の旅行の際には、いろいろご配慮いただき本当に有り難うございました。夕日海岸ホテルで見せていたがいたウミホタルの幻想的な光には全員が感嘆の声をあげていました。「これを見ただけでここに来た甲斐があった」との声も出ました。戦跡めぐりはあいにくの雨の中で、ガイドの方も大変だったと思います。でも、メインの赤山地下壕は雨に煩わされることなくゆっくりと見学することが出来ました。当時の支配勢力が戦争という国家的プロジェクトにかけた「妄想の産物」なのでしょうか。往路は東京湾横断アクアラインを利用しましたが、これもまた国家プロジェクトの「妄想の産物」でしょう。時代が変わっても支配勢力の発想は、「山を掘るか、海の下を掘るか」程度の違いにすぎないのでは、と思いました。ともあれ、参加者全員、「ガイドさんの説明がなければ、ただの洞穴の中に入っただけに終わっただろう。ガイドのお陰でいろいろと知ることが出来、勉強になっ
た」と、異口同音に感想を話していました。年金者組合安房支部のみなさんとの懇談も大変有意義でした。私たちの小平とは違った環境の中で活動されている経験を聞かせてもらえ参考になりました。6日は、前日とは打って変わった青空で、三浦半島の先端や大島、富士山がくっきりと見えました。道路も空いていましたので予定より半時間早く帰着出来ました。
「また機会があれば訪ねたね」との声も出ていました。
みなさんによろしくお伝え下さい。
ウミホタルの採取に中学生が動員されたというお話は鑑賞会で聞きました。当時、戦争には文字通りすべての国民が総動員されました。私は、岡山県の片田舎で「国民学校2年生」のときに敗戦を迎えたのですが、終戦の前年にドングリ、松の根、ヒガンバナの球根、こんな物の採取に動員されました。松の根は油を採る、ヒガンバナの球根からは糊を作ると聞きました。ドングリは何に使う目的だったのでしょうか。こんなものを集めるようでは戦争に勝てるわけなどありません。私の父などは、開戦当時から「アメリカと戦争して勝てるわけがない」と言っていたようで、「そんなことを言うと捕まるぞ」と、親せきからたしなめられていました。だから8月15日、「敗戦」と知っても、さして驚きはありませんでした。
敗戦の年に入ると、校舎・校庭が軍隊に接収されました。校舎は兵舎になり、校庭には軍馬の小屋ができました。子どもたちは部落にある芝居小屋などに分散して集まり、そこに時々先生が回ってきていましたが、もちろん勉強はできませんでした。軍は山中に壕を掘っていました。その壕がどうなったのか。先年訪れる機会がありましたので、記録が残っていないか調べてみましたが、分かりませんでした。もちろん、赤山のような規模のものではありません。敗戦後、そこに隠匿されていた物資を取りに住民がゾロゾロと押し掛けました。私も父とリヤカーを引いていくらか持ち帰った記憶があります。軍で蓄えていたローソクなどだったと思います。
有事法制が成立した今、戦前と同じように国民を動員することが法的には可能になってしまいました。これを実施させない状況をどうつくるか。切実な課題です。そうしたことからみると、みなさんのNPOの活動は重要なお仕事です。ご健闘ください。
きょうは本当にありがとうございました。
お忙しい中にもかかわらず、お元気にそして核心を突くお話振りに感嘆しておりました。
午前中の後半の愛沢理事長のお話も熱っぽく、教育や地域での活動に対する心意気を強く感じました。
私的なことを申せば、私も1951年生まれですし、千葉県内で高校生活を過ごしたため、
私が習った世界史の教師を愛沢先生がご存知ということもあってとても身近にも感じ、
講演の一言一言にうなずけました。
午後のガイドの方々も、とても熱心に解説してくださり、本当に有意義な数時間でした。
厚く御礼申し上げます。
各地からの参加者も心から喜んでくれましたし、
それぞれの今後の生き方にも影響を及ぼすに違いないと確信しています。
本当に申し分のない学習機会でした。
機会がありましたら、少人数で食事をしながらゆっくりとお話を伺いたいとも思っております。
きょうのお話の御延長線上にあるさまざまなことなどを話題にしたいと思います。
千葉方面にお出かけで、時間に余裕がありましたら是非ご連絡ください。
我々も、また館山でレクチャーしていただく機会をぜひ作りたいと思っています。
同じ千葉県で生活するものとして、今後も我々をどうぞよろしくお願いいたします。
ことば整いませんが、御礼を申し上げます。
愛沢理事長をはじめ、かかわってくださったスタッフの皆様に、くれぐれもよろしくお伝えください。
昨日、後藤牧師とともに話を聞いた甲斐と申します。
現在、東京駅の近くの会社で経理をしており、会計の経験から将来、
日本と中央アジアとの間の若者の国際交流を進めるNGOを立ち上げようと考えています。
それはさておき、
館山と第2次世界大戦や従軍慰安婦問題との関係等貴重なお話をありがとうございました。
皆様のなさっている活動は、日本にとり非常に大切なことと思いました。
日本が二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、
戦争時代の貴重な事実を将来を担う若者に伝える働きを頑張ってください。
影ながら応援しています。
お陰様で充実した探検ネットのツアーになりありがとうござました。
佐藤さんご夫妻にもとても良いガイドをしていただき、ありがとうございました。
よろしくお伝えください。
私たちがどのように次世代に語り継いでいくかで、
今後の平和問題を左右していく鍵になると思います。
習志野にも陸軍習志野学校があり、毒ガスの実験場でもありました。
今、調査して毒ガスの埋蔵はないとほぼ出ましたが、
私たちにはまだまだ多くの疑問や、不安が残ります。
弾薬庫の上が公園になっていたり、
その中に何もないことを確認したとか、しないとか?
保育園の150cm下には厚いコンクリートが張られているので、
その下は調査していないし、とても不気味ですが、
これらを掘り起こすとなると、莫大なお金もかかるそうです。
まして、以外や地元の方々が、「この地に毒ガスは埋蔵されていない」というのです。
そして、それらの話題にふれることすら嫌がります。
いろいろな問題が出たときには、
その地域の方々だけで終わらせることではないと思いますが、
土地の評価額やお金がからんでくるようなので、難しいことです。
そんな中で。館山のNPOの方々は大変なことを成し遂げて、
すばらしいと思います。
私にもできることがありましたら、お手伝いできたらと思います。
また、いろいろ見させていただきたく、伺いますが、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
お世話になり、本当にありがとうございました。
立春の候、貴職におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、過日は大変お忙しいところ、当協議会の視察研修を受け入れていただき、誠にありがとうございました。一同を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。
参加した会員も、安房文化遺産フォーラムの歴史遺産を活かした取り組みや、地域に対する効果を学び、さらには、館山市のコミュニティに関するお話も伺うことができ、有意義な視察研修であったと大変好評でありました。
当協議会といたしましても、今回の研修を通じて学んだことを、志木市でのコミュニティ活動やまちづくりのために活かしていきたいと思っておりますので、今後ともご教示、ご指導いただけますようお願い申し上げます。
安房文化遺産フォーラムの更なる発展を祈念申し上げますとともに、関係者の皆様方にもよろしくお伝えいただけますよう重ねてお願い申し上げ、お礼のご挨拶といたします。
3/8(土)にツアー見学・お話をうかがわせていただいた、
千葉大学大学院人文社会科学研究科の関根豊です。
先日はお忙しい中貴重なお話をうかがわせていただき、大変ありがとうございました。
拝聴させていただいたお話を参考に、今後とも県内の食文化や安房地方の歴史、
地域に根ざしたまちづくり事業などを勉強していきたいと考えております。
調査を進めていく中でまたお話をうかがわせていただく機会もあるかと存じますが、
その際にはぜひよろしくお願いいたします。
このたびは誠にありがとうございました。
この度はたいへんお世話になりました。
きめ細かい説明で分かりやすく、とても為になりました。
会員一同口をそろえて「館山に来てよかったね!」
と申しております。勉強になりました。
どんな理由があっても戦争は駄目です。
私自身「憲法九条やまとの会」に参加しておりますし、
I女性会議でも全国的に運動しております。
どうかこれからも頑張ってください。
まずは御礼まで。草々
連れて行っていただいた〝ホタル〟がとてもきれいでした!
ありがとうございます。