タイトル: | 福田たね・蘭童 |
掲載日時: | %2016年%01月%11日(%PM) %23時%Jan分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/About/item.php?iid=607 |
=青木繁の運命の女性と遺児=
女流画家。東京の画塾・不同舎で青木繁と出会い、1904(明治37)年の布良への写生旅行に同行する。『海の幸』をはじめ青木の画中に多く描かれた女性。
青木の子を身ごもり、翌年、二人で再び房州を訪れ伊戸の円光寺に滞在した後、たねの故郷(栃木県芳賀町)で未入籍のまま出産し、幸彦と命名。3人で暮らし、重要文化財『わだつみのいろこの宮』を制作するも、2年後に青木と破局。幸彦は成長して尺八奏者・福田蘭童となり、『笛吹童子』で一世を風靡する。青木の没後50年、布良に記念碑が建てられるとき除幕式に参列、『50年前の追憶』を描いている。