NPO 安房文化遺産フォーラム メインコンテンツ » 印刷専用ページ

タイトル:歴史的環境の保存・活用
掲載日時:%2009年%12月%12日(%AM) %02時%Dec分
アドレス:http://bunka-isan.awa.jp/About/item.php?iid=499

地域で放置され、あるいは破壊されつつあった戦争遺跡や中世城跡などの歴史的環境を文化遺産として後世にのこし、教育やまちづくりに活用していく。


戦争遺跡の保存運動

=⇒2004年「赤山地下壕」が館山市指定文化財交付。


里見氏稲村城跡を保存する会(2012年7月29日・所期の目的を達成して解散)

=⇒稲村城跡を破壊する市道建設計画が中止、国指定文化財に向け2006年より館山市教育委員会が調査検討委員会を立上げ、2011年に報告書作成。翌年に文化庁に意見具申書を提出し、2012年1月24日に里見氏城跡群(稲村城跡・岡本城跡)が国史跡として告示された。


小高記念館(大正期の銀行建物)

=⇒所有者逝去に伴い10年放置されていたが、2006年よりNPO法人安房文化遺産フォーラムが管理・使用。


青木繁《海の幸》誕生の家と記念碑を保存する会

=⇒2009年「小谷家住宅」が館山市指定文化財交付。




【コラム①】世界遺産

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産条約では、各国の価値ある文化財や自然を次世代に受け継ぐこと、特に戦争・災害・汚染・開発等による破壊を防ぎ、国際協力によって人類共通の遺産を保存していくことを目的とし、普遍的価値をもつ記念物・建築・遺跡を「文化遺産」、地形・動植物・景観を「自然遺産」、両方兼ね備えたものを「複合遺産」として認定・登録している。


【コラム②】ナショナル・トラスト

イギリスで発祥。「美しく価値ある自然や歴史的建造物を寄付金または寄贈などで取得し、これを保存・管理・公開し次世代に残していく市民運動」である。


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