タイトル: | 山村暮鳥(ぼちょう) |
掲載日時: | %2009年%02月%04日(%AM) %01時%Feb分 |
アドレス: | http://bunka-isan.awa.jp/About/item.php?iid=153 |
群馬県群馬郡生まれの詩人・児童文学者。
貧困の少年期を過ごし、16歳で代用教員をしながら教会付属の英語夜学校に通いました。その後神学校に学び、伝道師として布教活動に励みます。室生犀星・萩原朔太郎らとともに文学運動を展開します。
結核になり、妻方の親戚を頼って妻と2人の娘とともに、1918(大正7)年12月から半年間、北条南町に住みました。療養滞在中、自己を自然に預ける超俗の精神に辿り着く。41歳死去。
友人への書簡に次のような記述があります。
「北条は肺病の巣です。よく柩や釣台にあひます。…苦痛はまだ自分をすてず、それによってますます神の愛を知り、人間として強くなるのを感じます。…北条は人気はいい、純です。けれど物価は東京標準、正に水戸以上です。…」