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タイトル:現在の富崎の様子
掲載日時:%2010年%03月%09日(%PM) %14時%Mar分
アドレス:http://bunka-isan.awa.jp/AAA/item.php?iid=104

富崎地区では、およそ90隻ほどの漁船があり、陸地近くの海で魚をとる沿岸漁業が行われています。魚をとる方法は、魚の種類や大きさなどによって違いますが、富崎では「刺し網(さしあみ)漁」や「一本釣り」「定置網漁」などが行われています。

布良(めら)の沖合いは、冬場は西風が強く、海が荒れることが多いため、漁に出ることができない日があります。また、台風などにより定置網が壊されてしまうなどの被害も多くあり、1年間の水揚高が海流や気候に大きく左右されてしまいます。

富崎沖では、1年を通じて、ヒラメやアジ、タカベ、イセエビなどさまざまな魚が水揚げされていますが、ここ数年、漁獲量が減ってきているといわれています。

漁業協同組合では、沖合いの海底にコンクリートブロックを沈め、魚の住む家を作ったり、タイやヒラメの稚魚やサザエの稚貝などを近くの海に放流して、魚が多く住みつき、増えるようにしています。

また、漁業にとって大切な港を安全で働きやすいように広げたり、波を防ぐ堤防を丈夫につくりかえたりしています。

(南房総データベース・ふるさと百科より)

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